<反日デモ>青島、広州で複数のデモ参加者を拘束、日本車の破壊など違法行為で―中国

Record China    2012年9月17日(月) 21時43分

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16日、日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に抗議する反日デモが起きた山東省青島市や広東省広州市で、破壊、略奪、焼き打ちなどを行った複数のデモ参加者が当局に拘束された。写真は16日、広州の反日デモ。

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2012年9月16日、日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に抗議する反日デモが起きた山東省青島市で、破壊、略奪、焼き打ちなどを行った複数のデモ参加者が当局に拘束されたことが分かった。17日付で新華社通信(電子版)が伝えた。

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青島市の公安当局が公式ミニブログで発表した。「ごく少数の不法分子がデモに乗じて破壊、略奪、焼き打ちなどを行い、社会秩序を乱した」と指摘、こうした違法行為を行っていた複数人をその場で拘束したことを明らかにした。

デモについては「祖国が領土問題でケンカを売られ、怒りが抑えられず、発散したいという気持ちはよく分かる」としたが、「同胞の合法的な財産に損害を与え、中国在住の日本人に八つ当たりすることは適切ではない」といさめた。

また、広東省広州市のニュースサイト・金羊網によると、広州警察は16日、市内の複数カ所で行われた反日デモで、路上に停めてあった日本車を破壊した無職の男(28)ら7人を拘束した。

このほか、店舗のガラスを割った無職の男(22)ら3人と、広告看板を破壊した無職の男(30)も拘束された。広州警察は市民に向け、「愛国にも理性が必要。公共安全を脅かしたり、社会秩序を乱したりする行為はすべて違法になる」と呼びかけている。(翻訳・編集/NN)

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