2018年9月22日、韓国KBSワールドラジオの中国語版サイトは、22日から中国の国慶節（建国記念日）の大型連休期間（10月1～7日）までに韓国・済州島を訪れる中国人観光客が大幅に増加する見通しだと報じた。

済州島観光協会と航空業界によると、同期間に済州島を訪れる中国人観光客数は昨年の2倍の4万人に達する見込みだという。

中秋節期間（22～26日）に済州島に到着する国際線の便数は前年同期比96．3％増の106便で、中国の国慶節期間にも中国の航空機43便が運航する予定だ。

今年1～3月に済州島を訪れた中国人観光客数は10万5000人で、前年同期比76．7％急減した。だが南北首脳会談が行われた4月から増え始め、7月末時点で前年同期の2倍となっている。

済州島観光協会の関係者は「THAAD問題をめぐる中国政府による韓国団体旅行禁止措置が徐々に緩和されている」とし、「今年後半も訪韓中国人観光客数は増加を続けるだろう」と話している。（翻訳・編集/柳川）