深刻化する就職難、2007年度は学生600万人が職探し―政府労働・社会保障部発表

Record China    2007年3月14日(水) 14時9分

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2007年3月13日、政府労働・社会保障部の田成平部長は、「就職を希望する大学卒業生は、2007年度には600万人を超える」と発表。この深刻な就職難は、中国が直面している大きな社会問題だと言えるだろう。

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2007年3月13日、政府労働・社会保障部の田成平(ティエン・チョンピン)部長は記者会見を開き、「就職を希望する大学卒業生は、2007年度には600万人を超える」と発表した。

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政府教育部のデータによると、例年、大学卒業生の就職率は70%程度となっている。つまり、残り30%の大学卒業生は、就職していないことになる。2006年は、中国の大学卒業生の数は413万人で、その30%にあたる120万人が、職に就いていない状況だといえる。また、2007年の卒業生は、昨年より82万増の495万人。2007年に就職先を探す大学生は、卒業生と就職浪人生を合計すると、600万人を超えることになる。この就職難の深刻化は、中国が直面する近年の社会問題だと言えるだろう。(編集・饒波貴子)

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