<尖閣問題>中学地理教科書を改訂、「中国の領土」と明記―中国

Record China    2012年9月15日(土) 6時4分

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13日、中国の人民教育出版社は今年度版の中学校2年生向け地理教科書を改訂し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を中国の領土と明記したと発表した。写真は江蘇省の小学校で行われた尖閣諸島についての授業。

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2012年9月13日、法制晩報によると、中国の人民教育出版社は同日、今年度版の中学校2年生向け地理教科書を改訂し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を中国の領土と明記したと発表した。

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同社関係者によると、改訂された地理教科書は上下2冊に分かれており、尖閣諸島については上巻で紹介。文章での言及はないものの、地図上で尖閣諸島を中国の領土として明記。さらに、フィリピンと領有権をめぐり対立している南沙諸島のスカボロー礁(中国名・黄岩島)も中国の領土と記載したという。また下巻では、台湾についても中国固有の領土であることを強調している。

これに対し、中国教育部基礎教育課程教材発展センター関係者は、新たな中学2年生向け地理教科書については検定準備中で、領土に関する記載についても専門家の意見を聞く必要があると指摘。今後関係各部門による調整を経て表記方法を決定するが、今のところ結論は出ていないとしている。(翻訳・編集/AA)

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