中国最大の鋼鉄生産基地「首鋼京唐鋼鉄連合社」、工場建設開始―河北省唐山市

Record China    2007年3月13日(火) 20時33分

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2007年3月12日、河北省唐山市曹妃甸島で、「首鋼京唐鋼鉄連合社」の工場建設が始まった。首都鉄鋼グループと唐山鋼鉄グループが共同で設立するこの工場は、2010年の稼動を予定している。

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2007年3月12日、首鋼京唐鋼鉄連合社は、河北省唐山市曹妃甸島の新工場建設を正式に開始した。2010年までには現在稼動中の北京工場での鋼鉄生産を終了、この新工場への全面移管を予定している。

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新工場が建設される曹妃甸島は渤海湾にあり、北京市の東220km、唐山市の南80kmに位置する島だ。この新工場には、世界第3位・国内最大となる5500立方メートルの大型高炉が2機設置される。その高炉によって、年間898万トンの鉄と970万トンの鋼、また913万トンの鋼材が生産できることになり、中国最大の鋼鉄生産基地になる予定だ。

首鋼京唐鋼鉄連合社は2005年10月、首都鉄鋼グループと唐山鋼鉄グループが共同で設立した会社で、この曹妃甸島工場の運営会社となる。双方の出資比率だが、首都鉄鋼グループが51%、唐山鋼鉄グループが49%で、その投資総額は約677億元(約1兆155億円)となっている。天安門広場の西わずか17kmにある現工場は、新工場稼動後は、首都鉄鋼グループ本部と研究機関が残されるだけになる、ということだ。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

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