<尖閣問題>日本のドラマ撮影中に「日本人は撮影するな」と罵声=営業を邪魔された店主ら―香港

Record China    2012年9月13日(木) 22時27分

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12日、今冬放送予定のスペシャルドラマ「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」の撮影が香港でスタートした。尖閣諸島の領有権をめぐり、日中関係に緊張が走る状況下、この日の撮影でも衝突があった模様だ。

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2012年9月12日、今冬放送予定のスペシャルドラマ「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」の撮影が香港でスタートした。尖閣諸島の領有権をめぐり、日中関係に緊張が走る状況下の撮影。香港でも反日活動が行われていると報じられるが、この日の撮影でも衝突があった模様だ。13日付で中国の大手ポータルサイト・網易(NETEASE)が伝えた。

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この日は朝から主演の山田涼介(Hey!Say!JUMP)を中心に、香港島のノースポイントで数時間にわたるロケが行われた。総勢20人あまりの撮影チームが道路の両側に陣取るかたちで撮影は進み、その撮影の様子を見ようと100人近くのファンが押しかけた。さらに、撮影場所は路面電車と自動車が混在する車道だったため、現場が混乱する形に。周辺の商店はこらえきれず、「これでは営業妨害だ」と怒りを露わにした。しかも、日本からの撮影チームだったということが火に油を注いだようで、警官が出動する騒ぎとなった。

ある屋台の店主は「ここは中国人の場所だ。日本人は撮影するな」と反日感情をむき出しにし、撮影を妨害しようとした。警官との衝突も辞さない勢いだったため、スタッフを恐怖に陥れたうえ、他の店主たちも拡声器などを持って加勢に入った。その後、コーズウェイベイに場所を移して続行された撮影でも、マスコミを避けようとする撮影チームと、フラッシュを焚いて強行撮影しようとする現地記者らの間で小競り合いがあったようだ。(翻訳・編集/愛玉)

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