2018年9月19日、中国の女優リー・ビンビン（李冰冰）が出演するイベントで、“Wビンビン”の片割れとなる女優ファン・ビンビン（范冰冰）の巨額脱税疑惑が話題になった。新浪が伝えた。

【その他の写真】

「X-MEN：フューチャー＆パスト」などハリウッド作品にも出演する人気女優ファン・ビンビンに今年5月、二重契約書を使った脱税疑惑が浮上。現在は中国当局の監視下にあるとされ、すでに3カ月以上も姿を見せておらず、海外メディアも高い関心を寄せている。

中国では“Wビンビン”と呼ばれ、これまで宿命のライバルとして扱われてきたのが、同じくハリウッドに進出し、ジェイソン・ステイサムと共演の海洋パニック映画「MEG ザ・モンスター」が大ヒット中のリー・ビンビン。皮肉なことに、この「MEG ザ・モンスター」も当初はファン・ビンビンの起用が決まっていたが、スケジュールの都合で降板を発表。急きょリー・ビンビンが代わりに起用されている。

19日、香港で宝飾時計ブランド「ブヘラ」の開店セレモニーが行われ、リー・ビンビンが出席。映画の大ヒットを受けて、ギャラにまつわる国税局調査に話題が及ぶと、「私は合法的なことしかしていないので」と短くコメントした。また、世間を大騒ぎさせているファン・ビンビンの脱税疑惑についてはノーコメントとし、そばにいた関係者が代わって、「申し訳ないが何も言えない」と短く答えている。（翻訳・編集/Mathilda）