共有経済に知識経済……波に乗る新産業の波はやんだか

配信日時:2018年9月20日(木) 0時0分
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インターネットレストラン、シェアリングエコノミー(共有経済)、知識経済、ショート動画、仮想現実(VR)、人工知能(AI)……。過去2〜3年間、次なる「波」がどこにあるかを、人々は熱く論じ合った。「波」は流行語になっており、これはいわゆる「第4次起業ブーム」が起きていることの象徴であり、資本が起業の「波」の一つ一つに押し寄せているとみなされる。「工人日報」が伝えた。

次の「波」はどこか。勢い盛んなブロックチェーンか、計り知れない奥深さのAIか……誰にもわからず、正確に言い当てることはできないとみられる。廃棄自転車がうずたかく積まれた「シェア自転車の墓場」には象徴的な意味がはっきりと現れている。シェアリングエコノミーは波の高い投資の宴会のようなもので、宴会に参加した人のほとんどが「波」に乗って「海を泳いだブタ」に過ぎないことが証明されたということだ。

各地に広がる「産業パーク」や各種の「イノベーションの達人」にとってみれば、イノベーションとは起業であり、実際のところ最も忘れてはならないのは「忍耐」の2文字だ。「波」が経済分野のホットワードになって以来、イノベーション起業分野の「忍耐不足」問題が広く注目され、じっくり考えられるようになった。

「波」の一つ一つが極まっては衰退する様子が繰り返されることからわかるのは、イノベーション起業にとって最も重要なことは信頼できる着実さということだ。イノベーションを推進する時には、特に技術イノベーションが経済のモデル転換・バージョンアップの中心的原動力になる重要な時期には、起業家が功を焦らないようにするにはどうしたらよいか、政府関係者が業績を上げたいという衝動に打ち勝つにはどうすればよいかが、各方面が真剣に深く考えなければならない問題であることは明らかだ。

事実が証明するように、ビジネスモデルが大流行する投資志向の中で、「コンセプト」や「ストーリー」によりかかるだけでは真の持続可能な繁栄を達成することはできない。イノベーション起業の情熱が高まる時代にあって、中核的技術にもっぱら力を注ぎ、事業的思考を堅持するのは、非常に差し迫ったことであるし、なかなか出来ないことでもある。経済の専門家は、「これからもビジネスマンと企業家は共存することになるが、ビジネスマンの思考で企業を経営すれば困難が山積みになる。これからは企業家のように蓄えを増やして放出を少なくすることが必要であり、非ビジネスマンのように功を急ぐことが必要であり、本質に回帰し、単純さに回帰し、製品に力を注ぎ、価値を創造することが必要だ」と指摘する。

イノベーションに力を注げば中国経済の高い品質の発展に必要な中核的原動力を生み出すことができる。今追求されている経済構造のモデル転換・バージョンアップの狙いは、長期的に経済発展を制約してきた数量志向、規模志向から脱却することにある。だが極まれば衰退する「波に乗る新産業」を俯瞰すると、どれも似たような「経路」をたどることがわかる。イノベーションの名の下、資本の蓄積を通じて大規模化をはかる「規模志向」が引き続き追求の中心になっている。だが資本の火焔の中、錬磨を経た中核的技術やコアコンピタンスを備えた「成功者」は見たことがない。

よって一部の人がイノベーションの道で倒れて「犠牲」になるのは驚くに値しない。だが「海を泳いだブタ」がおぼれて死んだために波が止まってしまえば、「食べ物が喉に詰まって食事をしなくなる」ようなおかしなことになる。改革開放40周年の歴史的節目に立ってこれまでを振り返り、これからを展望するなら、いつも心にとどめるべきことは、よりよいメカニズムを創出してイノベーションのエネルギーを十分に発揮させることであり、これは中国が現代型経済強国に進むための必然的な選択肢でもある。

より強固な意志と信念で難問を解決し難関を克服し、重要技術の飛躍によって新興産業と現代型製造業を構築することにより、中国は近代化された経済強国への正しい道をひた走っている。イノベーションを誓い、起業を揺るぎなく進める人々には、無数のチャンスと「波」がこれからも訪れることになる。(編集KS)
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