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2007年3月13日、政府安全生産管理局・李毅中局長は、石炭採掘の安全生産について、「中国は石炭の生産量は多いが、安全指標がまだまだ低い」と問題を提議した。中国は、石炭の採掘災害が最も多い国だと言われている。
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2007年3月13日、「人民ネットワーク強国論壇」に出席した、政府安全生産管理局・李毅中(リー・イージョン)局長は、石炭採掘の安全生産について、以下のように発表した。
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「中国は石炭の採掘災害が最も頻繁に発生する国と言われ、その死亡率はアメリカの100倍、また南アフリカの20倍だと言われているが、実はそのような高い数字ではない。石炭100万トンの採掘における、インドや南アフリカ、ポーランドなどの発展途上国の死亡率は0.5人。中国はその約4倍にあたる、2.1人である。また、アメリカやオーストラリアなど先進国の死亡率はさらに低くなり、0.03から0.05人で、中国は約50倍になる。高い死亡率発生のその根本的な原因だが、生産段階の総合的な水準が低いことが挙げられるだろう。中国は生産量は多いが、安全指標がまだまだ低いというのが現状である。」と問題を提議した。(編集・饒波貴子)