日本のワーキングプアに関するドキュメンタリーを見た中国人、一体何を思った?

Record China    2018年11月24日(土) 22時0分

拡大

21日、中国の大手動画アプリ・梨視頻の微博アカウントが日本国内のワーキングプア問題について取り上げた動画を紹介したところ、中国のネットユーザーの間で大きな反響を呼んだ。写真は日本のバス。

2018年11月21日、中国の大手動画アプリ・梨視頻の微博アカウントが日本国内のワーキングプア問題について取り上げた動画を紹介したところ、中国のネットユーザーの間で大きな反響を呼んた。

紹介したのは、ワーキングプアに関するNHKのドキュメンタリー動画。30歳以上で失業すると再就職が難しい状況の中、職が見つからずに路上生活を余儀なくされている30代の男性や、朝から晩まで働いても収入が少なく苦しんでいる高齢の自営業者などを紹介した。

同アカウントは「一生懸命働いても貧困から抜け出せない人たちの記録だ。取材を受けた人たちはみんな必死に仕事を探していて、怠けて生きている人は1人もいなかったという」と説明した。

中国のネットユーザーは「プラザ合意が日本経済を破壊し、日本社会を引き裂いた」「日本の収入がこんなに低いのに、それでもなぜ多くの中国人が日本に出稼ぎにいくのだろうか」「部屋を借りるには働いていなければいけないって、おかしな規定だよな。働くために部屋を持つ必要があるのに」「子どもが貧しいのは親に力がないせいだと自責するシングルファザーを見て、涙が出てきた」といった感想を寄せた。

また「日本人だけじゃない。われわれも今はワーキングプア族だ」「先進国の状況をあざ笑っていられる状況か」「死ぬほど働いて、稼いだお金は家の購入代金に消える。これでどうやって子どもを養えというのか」「中国人の8割はみんなこんな感じだと思う」など、ワーキングプアの状況は経済成長を続ける中国でも広く存在するとの指摘も少なからず見られた。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携