上海地下鉄で音声によるきっぷ購入の試行がスタート 年末には市内を網羅

人民網日本語版    2018年9月19日(水) 0時0分

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自分が行きたい目的地を声に出して言えば、システムが対応する場所を探し出して経路を提示、それに従って利用者はきっぷを購入することができる。

自分が行きたい目的地を声に出して言えば、システムが対応する場所を探し出して経路を提示、それに従って利用者はきっぷを購入することができる。上海地下鉄音声あいまい検索・乗車券購入システムがこのほど、上海南駅に導入された。アリペイ(支付宝)によると、上海では、今年の年末までに、音声によるきっぷ購入システムを、鉄道駅・空港・クルーズ船埠頭など市内の主要中枢ステーションで導入される見通し。新民晩報が伝えた。

きっぷを購入する際、「東方明珠(上海テレビタワー)!」などと行きたい目的地を声に出して言うと、システムがわずか数秒で、目的地の最寄り駅「陸家嘴駅」と答える。上海の地下鉄路線に不案内な市外からの観光客にとって、同システムの登場は、大きな福音となる。これは、上海南駅で試行が始まった「音声によるきっぷ購入システム」で、地下鉄利用客が、複雑な状況のもとで「降車駅を選択しなければならない」問題を見事解決することになる。乗客は、乗車券自動販売機の前で、自分が行きたい目的地を声に出して言うだけで、AIなどの技術を駆使したシステムによって、降車駅が画面上に速やかに表示される。乗客はそのガイダンスに従い乗車券を購入して乗車する。これは、国内で初めての、公共交通機関において遠隔音声相互システムが導入された製品。音声によるきっぷ購入は、今年の年末までに、上海南駅・虹橋駅・上海鉄道駅・浦東空港・虹橋空港・呉淞口国際クルーズ船埠頭などの主要中枢ステーションを網羅する見通しという。

モバイル決済は、今や全国の市バス・地下鉄の分野に急速に普及しており、120都市の市バスと10都市の地下鉄において、スマホのQRコードをスキャンして乗車できるようになっている。統計データによると、長江デルタ地域都市での外出における低炭素化の全体的な程度は国内で最も高く、運行ダイヤの密度はもちろん、路線営業距離も、全国トップに立っている。低炭素化外出による上海市民の1キロメートル当たり平均所要時間は3分未満と、全国で最も短い。(編集KM)

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