中国の人的資源競争力、世界13位に上昇―中国メディア

人民網日本語版    2018年9月17日(月) 21時40分

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先進国に構造的な変化が起きており、一部の先進国で人的資源の競争力が目立って低下した。中国の人的資源競争力番付は世界13位に上昇し、人的資源強国の仲間入りまであと少しだ。写真は中国の就職活動中の大学生。

グローバル化シンクタンク(CCG)と中国教育学会がこのほど共同で発表した報告書「2018年人的資源強国方向-人的資源競争力指数」によると、現在は先進国に構造的な変化が起きており、一部の先進国で人的資源の競争力が目立って低下した。中国の人的資源競争力番付は世界13位に上昇し、人的資源強国の仲間入りまであと少しだ。中国の人的資源競争力の規模における優位性は、今や1人当たり平均の優位性へと転換しつつあり、人的資源開発の寄与レベルは世界5位に躍進し、中国はこの指標の進歩のペースが世界一速い国になった。中国経済網が伝えた。

CCGの王輝耀(ワン・フイヤオ)代表は、「現在、各都市の間で人材争奪戦が行われている。教育が国のソフトパワー構築の中核になり、人的資源をよりよく発展させるにはどうするかが、国の大きな座標軸になった」と話す。

18年競争力指数の変化をみると、中国の競争力向上が目立ち、00年の32位から19位順位を上げて13位になった。人的資源強国へ大きく踏み出しており、評価の対象となった国の中で上昇ペースが最も速かった。

同報告書によると、中国の人的資源競争力の規模における優位性が1人当たり平均の優位性へと転換しつつあり、開発の質が向上を続けている。中国の人的資源開発には良好な「成長性」が備わり、その未来には大きな可能性がある。中国の特許出願件数は世界1位、1人当たり平均は世界4位だ。

中国は長期にわたり人的資源で先進国に追いつき、追いつくための戦略を実施してきた。競争力の評価では、中国と米国の競争力の変化が特に目を引いた。00年には中国の競争力は米国の62.17%だったが、18年は79.82%になり、「成長係数」は17.65ポイントに達した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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