大学生ネット通販ビッグデータ:新入生が購入するPC代金、平均6千元

人民網日本語版    2018年9月17日(月) 16時20分

拡大

9月の新年度シーズンが到来したいま、某電子商取引プラットフォームのビッグデータから、おやつ、eスポーツ、ヘルスケア、ワンピース、大学院受験対策などが、新年度シーズンのネット通販業で人気を集める商品であることが明らかになった。

新年度、大学生は全ての必要品をネット通販で購入し、手ぶらで大学に到着している。9月の新年度シーズンが到来したいま、某電子商取引プラットフォームのビッグデータから、おやつ、eスポーツ、ヘルスケア、ワンピース、大学院受験対策などが、新年度シーズンのネット通販業で人気を集める商品であることが明らかになった。だが、大学によって、学生の好みはまちまちだ。電子科技大学では、「eスポーツの達人」が輩出しており、北京大学清華大学には「食いしん坊」が集まっている。中山大学の秀才は、誰よりも勉強好きで、授業が始まる前から大学院受験に関する資料や対策本を買い込んでいる。広州日報が伝えた。

〇「食いしん坊ランキング」、トップは清華大学

今年の新年度、大学生の3分の2以上が8月中旬から、必要物品をオンライン通販で購入し始め、大学に直接郵送している。「手ぶらで大学へ」が、「00後(2000年代生まれ)」第一弾の新入生の「入学スタイル」としてすでに定着している。

淘宝網が発表した「大学別消費傾向ランキング」によると、「理系男子」、「文系女子」、「北京・上海・広州」など、各種学生グループによって、購買力と消費行動に違いが生じている。

学生1人あたりのオンライン通販支出額については、極めて強い地域性が見られる。北京と上海の大学の学生1人あたり消費力は軒並み、西部地区の学生を上回っている。首位は中央音楽学院で、一人当たり消費額は1千元(1元は約16.3円)を上回ったことで首位に立った。芸術を学ぶには、非常にお金がかかるようだ。

学生は新年度シーズンのおやつを何よりも楽しみにしている。「食いしん坊ランキング」上位3校は、清華大学、浙江大学、北京大学で、秀才たちのエネルギー補充は、休む暇がない。一方、中央音楽学院の学生は、おやつに対して最も「クール」で、「身体的美しさ」が彼らにとって王道となっている。

中央戯劇学院の学生は、イメージ重視でファッションにお金をかけるのが基本スタンスで、楽々トップに立った。すぐそのあとに続いたのは、北京外国語大学と上海外国語大学で、国際的な人材はファッションの分野でも決して立ち遅れることはない。土地柄が最も良く表れているのは蘭州大学の学生で、風や砂埃が大きい西北の地に住んでいるため、ウィンドブレーカーを購入する人がかなり多い。

〇テスト週間に備える中山大学生

中山大学をはじめとする大学生は授業開始前に、大学院受験関連資料・書籍を早々と買い揃え、新年度からテスト週間に思いをはせている。一方、ランキング下位の四川音楽学院の学生は、少し屈折した心を持っている。彼らは、決して勉強が好きではないというわけではない。ただ、楽譜は山のような量の教材とは比べようもなく大切なものであり、一つの譜面をボロボロになるまでめくって練習して、ようやく1つの曲をマスターすることができる。

北京体育大学、北京郵電大学、北京師範大学は、運動好きランキングの上位3校で、スポーツ用品の1人あたりオンライン購入額は、400元を上回っている。ランキング最下位の華中師範大学の学生は、摂取カロリーを燃焼するのに精一杯運動すべきだろう。

アジア大会のeスポーツで、中国は見事に優勝を果たした。この快挙は、大学生の日ごとに向上する手技と切っても切り離せない。コンピューター教育に重点を置く大学の一つである電子科技大学の学生は、コードを書くスピードが速く、eスポーツでもその腕をスピーディに磨いている。

ヘルスケアを重視する今の時代、大学生もその例外ではない。北京外国語大学の学生は、最もその傾向が高く、ヘルスケアに費やす額は、1人あたり約450元と、第2位の浙江大学の6倍に上った。

〇学年が上がるほど高まる購買力

ビッグデータによると、「00後」の学生で寝室の改造に最も熱を入れているのは、吉林大学などの大学で、彼らは居住環境を整えてはじめて気持ちよく勉強に集中できるようだ。

男子学生が女子学生用の商品を購入するのは、プレゼントを贈って好きな気持ちを表現するケースが最も多い。ショッピングサイトで女子学生が男子学生用の商品を購入する、あるいは男子学生が女子学生用の商品を購入する事例の大まかな統計から、「不精確な独り身ランキング」が導き出された。北京航空航天大学に通う女子学生が人気トップで、「彼氏いない」率が最も低い。一方、華東師範大学には、「彼氏がいない女子」が多かった。「彼女がいない男子」が最も少なかったのは中央音楽学院で、芸術心を持つ男性が魅力的であるという事実を裏づけている。中国海洋大学の学生は、男女いずれも、「彼氏がいない女子」、「彼女がいない男子」ランキングのトップ3に入った。

注目すべきは、男子学生が女子学生のために支出する額は、女子学生が男子学生のために使う平均額より10%多かった点だ。

デジタル製品についてみると、某通販サイトのビッグデータによると、総合大学の学生の間ではノートパソコンの人気が高く、理工系大学の学生はスマートウォッチやブルートゥース搭載イヤホンを買う傾向が高く、文系の大学の学生の間ではスマホとプロジェクターの人気が高く、教育大学では「美顔カメラ」が持てはやされていた。

また、学年の違いで消費力にも差があることがビッグデータから明らかになった。全体的に、学年が上がれば上がるほど、購買力も高くなっている。しかし、「00後」の新入生がコンピューターの購入に投じる金額は大学院生に接近しており、平均約6千元に達している。新世代は強大な消費勢力を携えて、舞台のセンターに躍り出ようとしている。(編集KM)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携