中露友好の偉大な事業の松明を代々伝える

人民網日本語版    2018年9月14日(金) 19時40分

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「交流を強化し、互いに参考にして共に歩み、心を一つにして協力し、中露友好事業の継承者となり、中露の世々代々の友好という偉大な事業の松明が消えることなく代々伝わるようにすることを希望する」。

「交流を強化し、互いに参考にして共に歩み、心を一つにして協力し、中露友好事業の継承者となり、中露の世々代々の友好という偉大な事業の松明が消えることなく代々伝わるようにすることを希望する」。9月12日、習近平国家主席がロシアプーチン大統領と共に「海洋」全露子供センターを訪問した際に述べた切なる願いには、深い意味が込められていた。(人民日報「鐘声」国際論評)

これは中露両国民を感動させた物語である。2008年の四川大地震発生後、ロシア政府の招待を受けて中国の被災地の子どもたち900人余りが療養のため「海洋」全露子供センターに滞在し、生涯忘れぬ思い出を得た。その名称同様、「海洋」全露子供センターは子どもたちに最も深い愛を注ぎ、中露の世々代々の友好にさらに大きな可能性を切り開いた。「中国の被災地の子どもたちを受け入れてロシアで療養させたことは、子供の心身の回復を手助けするという意味をとうに超えて、中国の子どもたちの心に中露友好の種を蒔くこととなった。今やこれはすでに根を下ろし、芽吹き、花を咲かせ、実を結んだ」。ロシアの元教育科学省次官は、こう感嘆した。

「海洋」全露子供センターは中露友情の証人だ。習主席は早くも国家副主席時代の2010年にセンターを視察した。2013年にモスクワ国際関係大学で演説した際、習主席は「3年前、私はウラジオストクの『海洋』全露子供センターで、ロシアの先生が中国の子供に対して、心を尽くして面倒をみ、温かくケアするのを目の当たりにした。中国の子どもはロシアの人々の友愛と善良さを身をもって知った。これは中国人がよく言う『愛は無限』という言葉の通りだ」としみじみと思い起こした。中露友好の物語に対する習主席のこの言葉は、中露の世々代々の友好の推進を非常に重視していることの表れだ。「海洋」全露子供センターのマルゾエフ元センター長は、露中両国の青少年が友情のバトンを代々伝えていくことを信じると表明した。

中露の世々代々の友好は両国民に共通する心の声であり、中露両国に共通する努力の方向でもある。2001年、中露は「中華人民共和国とロシア連邦の善隣友好協力条約」に調印して、同盟を結ばず、対立せず、第三国を標的にしないという新型の国家間関係と世々代々の友好の理念を法的形式で固め、21世紀における両国関係の長期的発展に向けて強固な法的基礎を固めた。条約の趣旨と原則に導かれる形で、双方は平等・信頼、相互支持、共同繁栄、世々代々の友好という包括的・戦略的協力パートナーシップを構築し、両国民に確かな利益をもたらし、地域と世界の平和・安全・安定にも積極的な貢献をした。

中露関係は史上最良の時期にあり、大国間交流、隣国間交流の模範を築いた。国際情勢がどう変化しようとも、中露両国民は終始苦難を共にし、向き合って進む。両国の友好は時を経るほどに強固になり、確かな継承者がいる。

友情を永遠のものにし、青少年にバトンを引き継がせる。中露の青少年は人類運命共同体の構築のために青春と知恵と力を捧げる。これはユーラシア大陸で国土面積最大の2つの隣国が肩を並べ手を携えて明るい未来を切り開くことを告げている。(編集NA)

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