王立軍を4つの罪で起訴、死刑の可能性も=重慶市前公安局長―四川省成都市

Record China    2012年9月6日(木) 10時11分

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5日、中国・四川省成都市の中級人民法院はこのほど、重慶市の前公安局長王立軍を、国を裏切った罪や収賄、職権乱用、捜査技術の違法使用など4つの罪で起訴した。

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2012年9月5日、中国・四川省成都市の中級人民法院(地裁に相当)はこのほど、重慶市の前公安局長王立軍(ワン・リージュン)を、国を裏切った罪や収賄、職権乱用、捜査技術の違法使用など4つの罪で起訴した。新華社通信が伝えた。

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王立軍は重慶市の薄熙来(ボー・シーライ)前党委書記の腹心で、王立軍が米国大使館に亡命したことがきっかけで薄熙来は失脚に追い込まれた。王立軍は公安局長在任中、薄熙来の妻、谷開来(グー・カイライ)の英国執事殺人の実情を知りつつも証拠を隠滅するなど職権を乱用。また、公務中の亡命は国を裏切った行為であるとし、巨額の収賄罪と合わせ死刑に値するという。

王立軍は多くの罪に問われ、収賄罪だけでも死刑の可能性が高いが、当局は彼の供述で谷開来の英国執事殺人事件が発覚したことも考慮に入れる意向を示しているため、裁判では死刑を免れるかどうかが焦点となるだろう。(翻訳・編集/内山

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