北海道の人気動物園、観光客のためにすぐに営業再開―華字紙

Record China    2018年9月12日(水) 15時40分

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12日、華字紙・日本新華僑報は、「北海道の動物園が外国人観光客の心を癒やすために地震による停電解消後すぐ営業を再開した」と報じた。写真は旭山動物園(資料写真)。

2018年9月12日、華字紙・日本新華僑報は、「北海道の動物園が外国人観光客の心を癒やすために地震による停電解消後すぐ営業を再開した」と報じた。

記事はまず「北海道で9月6日に最大震度7の大地震が発生し、道内全域が停電となった。日本の電気事業連合会は、他地域の電力6社から応援要員510人、高圧発電機車90台、高所作業車など82台を派遣したが、完全復旧にはまだまだ時間がかかる」とした。

その上で「こうした中、北海道旭川市の旭山動物園は、停電解消からわずか3時間半後の7日午前9時半に営業を再開した」とし、「地元の方には動物園を訪れて気持ちが少しでも落ち着いてもらいたい。旅行者には旅先でつらい時に少しでも心に残るものになってもらいたい」という坂東元・園長のコメントを伝えた。

続けて「旭山動物園のスタッフの努力に、旅行者たちは熱く応えた」とし、「JRが動かず、動物園行きの路線バスも運行を取りやめる中、多くの旅行者がタクシーで来園した。この日の入場者数は2000人を超え、平日の平均入場者数の3分の1よりも多かった」とした。

そして「入園者向けの空調を止め、照明も暗めにするなど、省エネ対策もとったが、来園した人たちはみな理解を示していた。香港から来ていた観光客は『ここはとても落ち着く』と話していた」と報じた。(翻訳・編集/柳川)

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