北京・上海間がわずか5時間! 夢の高速鉄道が実現へ―北京市

Record China    2007年3月12日(月) 20時1分

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2007年3月11日、京滬高速鉄道準備チームの郎国平副組長は、北京・上海間高速鉄道の着工計画が遅くとも今年前半には承認されるとの見通しを示した。高速鉄道はわずか5時間で北京―上海間を結ぶ予定である。

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北京・上海間がわずか5時間! 夢の高速鉄道が実現へ―北京市

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2007年3月11日、全国人民代表大会代表で、京滬高速鉄道準備チームの郎国平(ラン・グオピン)副組長は、北京―上海間の高速鉄道計画が近々本格的にスタートすると明言した。

この計画は、現在、国家発展改革委員会において審議中で、郎副組長は「早ければ『両会』(全国人民代表大会および政治協商会議の全国委員会会議)後、遅くとも今年前半のうちには承認されるだろう」との見通しを示した。

高速鉄道が完成すれば、北京から上海までの所要時間はわずか5時間。現在運行中の特急列車と比べて9時間も短縮される。さらにラッシュアワー時には3分ごとに高速鉄道が発車する予定で、「バス並みの発車間隔になるだろう」と郎副組長は述べた。北京・上海間高速鉄道では、北京南、天津西、新済南、新徐州、新蚌埠、南京南、上海虹橋など21の駅を設ける予定となっている。

最高時速300kmを超える高速車両の生産は、ドイツのシーメンス、フランスのアルストム、カナダのボンバルディア、日本の川崎重工の4社と中国国内企業の合資会社が受け持つ。車両部品の10〜15%は輸入され、80%以上は中国国内で製造される予定。(翻訳・高口康太/編集・山根新市)

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