和歌山県のパンダの赤ちゃん、13日から一般公開―中国メディア

人民網日本語版    2018年9月12日(水) 19時20分

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成都ジャイアントパンダ繁育研究基地は10日、和歌山県白浜町にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」で今年8月14日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが今月13日から公開されることを明らかにした。

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成都ジャイアントパンダ繁育研究基地は10日、和歌山県白浜町にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」で今年8月14日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが今月13日から公開されることを明らかにした。パンダの赤ちゃんの名前も、同日から一般公募する予定という。中国新聞網が伝えた。

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この赤ちゃんパンダは、これまでにアドベンチャーワールドで誕生した赤ちゃんパンダのなかでも体重が最も軽く、小さかったが、母親パンダ「良浜」からのたっぷりの愛情と飼育員による24時間体制の世話のおかげで、出生時にはわずか75グラムだった体重も、604グラムにまで順調に増えたという。現在赤ちゃんパンダはすくすくと育っており、母乳を飲む際に体温が下がっていた状態も次第に改善されており、四肢の動きは力強くなり、鳴き声も大きくよく響いている。

誕生直後は、あまりにも小さかったため、自力で母乳を吸う事ができなかった。赤ちゃんパンダがしっかり成長できるように、飼育員が「良浜」の母乳を搾乳して、保育器に入っている赤ちゃんパンダに与えていた。また、赤ちゃんパンダの体温が異常に低くなることを防ぐため、厳しい温度と湿度のコントロールを行うだけでなく、飼育員は毎日決まった時間に、赤ちゃんパンダを保育器の外に出して母親パンダの「良浜」に預けて世話をさせることで、自力で母乳を飲むことができるよう励ました。飼育員の努力が実を結び、赤ちゃんパンダは誕生から2日目にはようやく自力で母乳が飲めるようになった。誕生から最初の数日間、赤ちゃんパンダは、母乳を飲むと体温が異常に低くなるという状態が見られたことから、飼育員は、授乳が終わるとすぐさま赤ちゃんパンダを保育器に戻していた。赤ちゃんパンダが成長するにつれて、体重と体毛の量も増え、体温も徐々に安定してきた。赤ちゃんパンダの体毛は、今では黒と白の模様がはっきりしてきており、間もなく目も見えるようになるという。

アドベンチャーワールドでは、赤ちゃんパンダの公開と同時に、名前の公募もスタートする。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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