2018年9月11日、仏RFI中国語版サイトによると、韓国の軍当局は同日、体重を故意に増やして兵役逃れを図ったソウル大学の学生らを非難する声明を出した。

非難を受けたのは同大で古典音楽を学ぶ学生らで、身体測定当日に大量の食べ物を摂取していたという。当局関係者は「ネット上でいかに体重を増やすかについて議論が交わされていた」とも指摘。学生らは世間で「人の体内に長く残る」と言われるアロエの果肉に注目していたようだ。

記事は韓国の兵役制度について「体重が重すぎたり軽すぎたりする場合、兵役の義務が免除される」と説明し、軍側が今回の件を司法機関に委ねたことを紹介。「身体検査やり直しの判断が下され、改めて兵役の義務が課されるだろう」との見方を示している。（翻訳・編集/野谷）