2018年9月11日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の家具・日用品チェーン「金盛集団」の経営トップがこのほど、2年前に韓国人の秘書と客室乗務員にセクハラをしたとのうわさがネット上に拡散した。同社関係者は「かなり前のことで確認のしようがない」と述べた。

中国・新京報によると、同社関係者は「かなり前に起きたうえ、旅客機の中のことで、事実関係を確認できない。物的証拠も目撃証言もない」と説明。その上で「当時われわれは韓国との共同事業が多かった。その過程において、ビジネス上の利益にからむ動機で起きた可能性はある」と話した。

報道によると、セクハラしたとされるのは、金盛集団の王華（ワン・ホア）董事長。16年、プライベートジェット機の中で自身の秘書、客室乗務員の女性2人にセクハラしたという。韓国検察当局の調べに対し、王氏はセクハラしたことを認め、女性側と和解。検察は起訴を見送った。その後、韓国の入国管理当局は「韓国国民の安全を脅かす恐れがある」として、王氏の入国を禁じた。（編集・翻訳/大宮）