パキスタン政府、「一帯一路」絡みの合意見直しか=「中国が利益得る不公平な内容」―英紙

Record China    2018年9月11日(火) 9時50分

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9日、英紙フィナンシャル・タイムズは、パキスタンが中国の広域経済圏構想「一帯一路」に基づく合意の見直しや再交渉を進めていると報じた。資料写真。

2018年9月9日、英紙フィナンシャル・タイムズは、パキスタンが中国の広域経済圏構想「一帯一路」に基づく合意の見直しや再交渉を進めていると報じた。

パキスタン政府高官によると、パキスタン政府は現在「一帯一路」に基づく投資計画の見直しや、10年以上前に締結された中国との貿易協定の再交渉を検討しているという。「中国企業が利益を得るため、不公平な内容になっている」ことが理由だという。

見直しが検討されているのは、「中国・パキスタン経済回廊」の一部で、総額620億ドル(約6兆8863億円)規模。パキスタンの経済閣僚を務めたアブドル・ラザク・ダウッド氏は「経済回廊をめぐる交渉はうまくいっていない。中国は課題を解決せず、交渉も進めず、手をこまねいているだけだ」と批判している。(翻訳・編集/大宮)

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