中国が世界一の経済大国になるのを妨げるいくつかの要素―仏経済学者

配信日時:2018年9月14日(金) 8時20分
中国が世界一の経済大国になるのを妨げるいくつかの要素―仏経済学者
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9日、米華字メディアの多維新聞によると、フランスの経済学者のMichel Ruimy氏はこのほど、老舗雑誌Atlanticのサイトに寄稿した記事で「中国が世界一の経済大国になるのを妨げる要素」について論じている。資料写真。
2018年9月9日、米華字メディアの多維新聞によると、フランスの経済学者のMichel Ruimy氏はこのほど、老舗雑誌Atlanticのサイトに寄稿した記事で「中国が世界一の経済大国になるのを妨げる要素」について論じている。

Ruimy氏は「中国が世界一の経済大国になるとする予測は空想にすぎない。なぜなら人口やエネルギー、環境汚染など一連の課題があるためだ」と指摘し、「ここ数十年の中国の経済成長は、主に総人口の7割を占める労働力人口に依存してきた。だが30年後、中国では65歳以上の高齢者の割合が25%に達するとみられており、高齢化は中国経済だけでなく世界経済にも影響を及ぼすことは避けられないだろう」とした。

続けて「中国の経済成長のボトルネックとなるのとみられているのが、エネルギーの自給自足が困難なことだ」とし、「中国の河川の65%以上が汚染されている。中国政府は水処理分野で欧米企業と合弁しているが、合弁がもたらすものは水道料金の上昇だ」とした。

また「中国の都市化は現在、コントロールを失っている。中央政府は地方政府をうまく監視できないでいる。地方政府は経済成長の指標を維持するために環境対策と指標を無視している」とした。

さらに「中国のソフトパワーも米国と比較して語ることは難しい」とし、「中国の夢の実現は、多くの課題に直面している。米国経済はすでに風雨を経験し、金融危機から社会危機に至るまで、着実に成長している。中国の今後の経済成長は、米国を下回る可能性が高い」と論じた。(翻訳・編集/柳川)
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  • sya***** | (2018/09/14 13:49)

    中国が真の経済大国になるには、順序として、先進国にならなければ、経済大国としての経済的数値を維持できない。しかし、中国は先進国になるチャンスを逃し、そのチャンスはもう来ない。 先進国になった国は、国民の知恵を合わし、更に相乗効果が続いて豊かになった。豊かさの象徴はインフラだろう。効果的なインフラが国の基礎を作り上げる。しかし、中国は、需要のない処に高層マンション群を、広大な国土に多数作り、その殆んどが、廃墟となってしまっている。 国民の、政府とは違う、知恵ある意見であっても拘束の理由になるし、程度の低い共産党政権内の連中の知恵しか健全化していない状況では、先々低迷していくだけだろう。 中国という国は、将来分散してしまうと予想する。 発展してはいけない国だ。
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  • ちゅる***** | (2018/09/14 08:53)

    何も問題ありません。 なぜなら、中国の成長率は中央が決定しているからです。 現実がマイナス成長だろうと、7%の成長は中央あるかぎり変わらないでしょう。
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  • ato***** | (2018/09/14 08:38)

    中国経済が発展していると言っても、バブル時代の日本のように、過度なインフラ整備に金を注ぎ込むことで、見かけ上の発展をしているだけだ。その結果生まれたのが中国の〈ゴーストタウン〉である。その事態打開に海外投資に切り替えたが、周辺国を借金漬けにして〈中国被害者の会〉が結成されてしまった。今、中国マネーは行き場を失っている。どこかに借金漬けになりたがる国を知っていたら、中国に教えてあげてほしい。
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