中国東方航空、自然災害で日本から帰国できなくなった中国人のため大型機に変更して運航―中国メディア

Record China    2018年9月9日(日) 18時30分

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8日、観察者網は、日本で自然災害が発生したため帰国できなくなった中国人旅行者のために、中国東方航空が臨時に大型の機体に変更して運航したと伝えた。写真は中国東方航空。

2018年9月8日、観察者網は、日本で自然災害が発生したため帰国できなくなった中国人旅行者のために、中国東方航空が臨時に大型の機体に変更して運航したと伝えた。

記事は、9月7日に運航再開した新千歳空港では、朝から大勢の人でごった返したと紹介。「上海浦東空港発札幌行きの中国東方航空MU279は、午前8時46分に離陸し、帰国を待つ旅行客を迎えに行った」と伝えた。そして「より多くの中国人を乗せて帰るため、臨時に機体をA330の大型機に変更した。これにより130人ほど多く乗客を乗せることができる」とも伝えた。

記事は「9月4日には台風21号が日本に上陸し大雨と強風をもたらし、6日には北海道で大地震が発生し、3日の間に日本の2つの観光都市が自然災害に見舞われたため、大量の中国人旅行客が帰国できなくなった」と紹介。中国東方航空は「速やかに緊急の対応策を始動し、(中国人旅行客が)いち早く帰国できるようにした」という。

記事によると、関西国際空港は運航がストップしたため、多くの旅行客が名古屋の中部国際空港へ移動した。そのため中国東方航空は、速やかに臨時便計画を作成して大型機を準備。小型のA320から大型のA330に変更し、毎日平均、1度のフライトで130人前後多く搭乗できるようにし、日本にとどまっている中国人旅行者を最速で帰国させるという。

記事は「中国東方航空は9月11日以前の大阪発着便を全てキャンセルし、9月7日から11日まで、上海や北京などから名古屋行きの便を13便増やした。中国から名古屋、岡山行きの合計36便を大型機に変更して運航する」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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