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丹羽大使襲撃事件、関与車両の偽ナンバープレート疑惑を否定―中国当局

配信日時:2012年8月31日(金) 17時4分
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30日、中国・北京市公安局は丹羽駐中国大使の公用車から日の丸が奪われた事件で、容疑者を特定して任意聴取を進めていることがわかった。使用した車両のナンバープレートが偽物だったとの情報も。写真で少年が持っているのが中国のナンバープレート。
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2012年8月30日、中国・北京市公安局は丹羽駐中国大使の公用車から日の丸が奪われた事件で、関与した複数の中国人男女を容疑者と特定し、任意聴取を進めていることがわかった。中国外交部の連絡を受け、北京の日本大使館がこれを31日未明に発表した。

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北京市内で27日夕方、丹羽宇一郎・駐中国大使が乗った公用車が2台の高級外車に進路を阻まれ、停車した。その後、高級車から降りてきた男が公用車に取り付けられた日の丸を奪った。北京市当局はすでにこの2台の車両を特定、関与したとされる男女全員に任意の事情聴取を行っている。しかし、日本側に対して容疑者らの年齢、職業など個人情報は提供されておらず、犯行動機についても言及されないままだ。国旗を奪った男が乗っていた車は、北京から遠く離れた安徽省のナンバープレートをつけたBMW。もう1台は北京市ナンバーのアウディだったという。

いまだ逮捕・拘束されていない容疑者らの今後の処遇について注目されるが、尖閣問題で反日ムードの高まる世論を背景に、中国当局はこれを起訴せず、刑事罰に問わない可能性もささやかれている。

しかしながら、捜査の進展を逐一日本側に報告するという中国側の姿勢は、国際社会における事件の重要性を中国側が認識し、これを速やかに解決したいと望んでいることの表れでもある。30日、在日中国大使館の楊宇(ヤン・ユー)報道官は定例記者会見の席上で、「捜査の結果は速やかに日本側へお伝えする」と断言。また、「これはひとつの突発的事件であり、一部の過激分子が行ったこと。日本側にも冷静に対処していただきたい」と続け、一部メディアが報じているように、事件に関与した車両が偽のナンバープレートを掲げていたという情報についてはこれを否定した。(翻訳・編集/愛玉)

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2012年8月28日 12時10分
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