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意味もなく中国と対立すべきではない―豪サイト

配信日時:2020年5月14日(木) 9時40分
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豪サイト「East Asia Forum」に10日、「中国と対抗するのであれば、オーストラリアはよく考えなければならない」と題する文章が掲載された。写真はワシントン。

中国紙・環球時報によると、豪サイト「East Asia Forum」に10日、「中国と対抗することを、豪州はよく考えなければならない」と題する文章が掲載された。

文章は、「多くの人が、聖書の中の少年ダビデが巨大なゴリアテに勝利する物語を好んでいるが、これこそがわれわれが勇気をもって強大な中国に立ち向かうことが歓迎される理由だ」と指摘。一方で、「聖書ではダビデが勝利するが、現実の中ではダビデ(豪州)は実力における深い教訓を得る可能性が高い」とし、3つを挙げた。

その1つが、「意味もなく中国と対立すべきではない」ことだとした。文章は「中国と協力する必要がある時は特にそうだ」とし、「モリソン首相は中国との付き合い方には慎重な姿勢で、ターンブル前首相時に冷え込んだ豪中関係をさらに悪化させないように注意している。ところが、新型コロナウイルスの流行で中国との協力が必要になると、なぜか中国に対抗する姿勢を見せている」と論じた。

その理由について文章は「米国の機嫌を取るため」であると分析。「トランプ政権は新型コロナウイルスの責任を中国に転嫁しており、中国を批判する大合唱に他国も加わらせたいと考えている。しかしこれは、中国の強硬姿勢を抑えることができ、不必要な緊張を増幅しない場合に必要なものであり、現状では米国はこれらができておらず、むしろ新型コロナウイルスの流行は米国の対中感情を悪化させているだけだ」とした。

文章は、「米国はこの件について責任を持つべきであり、豪州も米国の呼びかけに加わるのであれば責任を持つべきだ」と指摘。こうした点から、2つ目の教訓は「対中政策は米国に左右されるべきではないこと」と論じた。

3つ目の教訓は「豪州はアジアの権力についての新たな現実を認識し、いかにして対応するかを学ぶべき」ということだと指摘。文章は「中国はアジアで最も強大な国で、豪州にとって最も重要な国だが、盟友でも友人でもない。これは豪州史上初めて直面する状況であり、このような国との付き合いはこれまでなかった」とした。

その上で、「中国は豪州を脅していると考えるのは間違っている。中国の目的は豪州を通して他の国に自分の実力を見せつけることで、中国はわずかな代価で豪州に巨大な損失を与えることができると知らしめることにある」と論じた。そして、「これこそ国際関係における実力の本質であり、中国にはその実力がある」としている。

最後に文章は、「豪州は主権国家として自分の望むことを行うことができるが、その選択の結果については責任を負う必要がある」と指摘。「中国を批判することは豪州の主権だが、豪州に報復することは中国の主権である。豪州は賢くあるべきだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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