豪華クルーズ、アジア市場を狙え−伊コスタクルーズ社

2007年3月10日、経済日報によると、豪華客船クルーズの市場として、今中国が最も注目を集めている。9日、イタリアのコスタクルーズの陸亜寧中国地区マネージャーは同紙取材に対し、「世界のクルーズ各社は今アジア路線の新規開拓に乗り出している、中でも中国は最も潜在力がある市場だ。」と話した。

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同社は昨年7月より、上海−長崎―済州島の日韓クルーズに「コスタアレグラ号」を運航させ、その後、香港−海南島−ベトナムと寄港する冬季航路も新設した。

半年で1万3000人の中国人観光客がクルーズを利用、さらに増える需要に対応し、同社は多彩なコースを展開中。中国人観光客に人気があるのは、中国を出発して日本、韓国を回る3−6日間のショートコース。今年は天津から出航するコースや、人気の沖縄―鹿児島を回るコースも増設したいという。