2018年9月7日、テニス全米オープン女子シングルスで大坂なおみが決勝進出を決めたとのニュースに、中国のネットユーザーも歓喜の声を上げている。

準々決勝でレシア・ツレンコにストレート勝ちした大坂は準決勝で前年準優勝のマディソン・キーズと対戦。微博アカウント・新浪網球は「日本の新星、20歳の大坂が6‐2、6‐4でキーズに完勝。自身初の4大大会決勝進出を決めた」と報じ、「4大大会女子シングルス決勝に進む日本選手は大坂が初。アジアの選手としては中国の李娜（リー・ナ）に続く2人目だ」と大坂の功績のすごさを紹介している。

このニュースに中国のネットユーザーからは「アジアの光」「大坂、ありがとう！李娜に続く選手がいなければアジアのテニスがダメになるところだった」「大坂は礼儀正しいし、かわいい。決勝の相手（セリーナ・ウィリアムズ）は手ごわいけど優勝してほしい。頑張って！」「セリーナの強さに対抗できる選手がそろそろ登場するべき。大坂はまだ20歳…。すごいな」「漠然とセリーナのことを心配してしまう…」「おめでとう！決勝頑張れ」などの声が寄せられている。

また、「大坂に李娜を超えることはできない」との声も上がっているが、「大坂には早く勝利を手に入れてほしい。栄誉をかっさらわれることを心配する人もいるが、アジアは中国テニスに頼るだけではだめ。欧米選手の独壇場状態をいろいろな国の選手が崩すことがアジアテニスの発展につながる」との書き込みも見られた。（翻訳・編集/野谷）