ベトナムの中高生向け世界地図にあってはならないものが描かれていた―中国メディア

配信日時:2018年9月7日(金) 7時20分
ベトナムの中高生向け世界地図にあってはならないものが描かれていた
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6日、ベトナムでこのほど、中高生向けの絵本の世界地図の南シナ海に、中国が南シナ海での領有権を主張するため地図上に独自に設定した9本の破線「九段線」が描かれているとして回収騒ぎになっているという。写真は中国のパスポート。中国地図に九段線が描かれている。
2018年9月6日、ベトナムでこのほど、中高生向けの絵本「Wow! Amazing Secrets for students」の世界地図の南シナ海に、中国が南シナ海での領有権を主張するため地図上に独自に設定した9本の破線「九段線」が描かれているとして保護者などから苦情が寄せられ、回収騒ぎになっているという。

中国メディアの環球網が地元メディアの報道を引用して伝えたところによると、絵本はハノイの出版社「Gioi(World)Publishing House」が昨年3月に出版したもので、同社の関係者は「作者は中国人で、九段線が描かれた地図もこの中国人が描いたものだ」などと釈明しているという。

ベトナムでは今年5月、カムラン国際空港で入国手続きをしていた中国人観光客14人が、九段線が印刷されたTシャツを着用していたことを理由に、空港警察に入国を止められるということがあった。

なお、南シナ海のほぼ全域に主権や権益が及ぶとした中国の主張に対し、フィリピンが国連海洋法条約違反などを確認するよう申し立てた仲裁裁判で、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は2016年7月、中国が主張の根拠としてきた九段線について、フィリピンの主張を認め、「中国が主張する歴史的権利には法的根拠はない」とする判決を下している。(翻訳・編集/柳川)
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