中国と共存する智慧を身につけた韓国、今後は中国にサービスを売る時代に―韓国紙

Record China    2012年8月29日(水) 7時16分

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25日、韓国紙・中央日報は記事「中韓国交正常化20周年、中国と共存する智慧」を掲載した。写真は今年1月、李明博大統領訪問を記念して中韓国旗が掲揚された天安門広場。

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2012年8月25日、韓国紙・中央日報は記事「中韓国交正常化20周年、中国と共存する智慧」を掲載した。27日付で環球時報が伝えた。

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1992年の中韓国交正常化当初は、韓国経済は中国経済の先生だった。朝鮮半島問題に関しても韓国の意思が尊重されていた。しかし米中二大国時代の到来とともに状況は変わった。中国との付き合いは困難なものに変わったが、今や韓国は欧米と中国の差異を飛び越え、中国13億人を引きつける魅力を持つようになった。

山東省青島市に進出した韓国企業・新新スポーツ用品は現在、工場の入り口を現地住民に封鎖されている。工場用地の賃貸料が5倍に引き上げられることになり移転を検討、現在中国内陸部か東南アジアへの移転を検討していることが問題となった。

一方、上海市にオープンした韓国系映画館CJ CGV multiplexは大入り状態。開業3年で投資の回収に成功した。両者のコントラストは変化した中韓の経済協力関係を象徴するものだ。「中国での製造」(made in China)から「中国のための生産」(made for China)へと時代は変化している。

忠北大学の朴相守教授は中韓経済協力はこれまでの20年間、製造業の時代だったが、今後の20年間はサービス業の時代になると指摘する。中国内需市場の攻略こそがビジネスの中核となる。そのためには中国の消費者と緊密なコミュニケーションを図る必要があるという。(翻訳・編集/KT)

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