日本には行ったから次はアフリカ?中国人のアフリカ旅行、年々増加―中国メディア

BRIDGE    2018年9月5日(水) 17時50分

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人民網は4日、「アフリカを訪れる中国人旅行者が年々増加している」との記事を掲載した。写真はケニアの首都ナイロビ。

中国北京市でアフリカ53カ国が参加する「中国アフリカ協力フォーラム」が行われたことに関連し、人民網は「アフリカを訪れる中国人旅行者が年々増加している」との記事を4日付で掲載した。

記事によると、2017年にアフリカを訪れた中国人観光客の数は79万7800人に上り、今年1―7月にオンライン旅行大手シートリップを通してアフリカ旅行を申し込んだ人は前年同期に比べ約40%伸びた。モーリシャス、ケニア、モロッコ、南アフリカ、チュニジアが主な渡航先になっているという。

また、「アフリカは新たな人気目的地」と指摘する別の旅行予約サイトの責任者は旅行者の約8割を30―50歳が占め、「避暑」「撮影」「観光」が3大目的になっていると説明。他の業界関係者からは「多くの人が日本や欧州、米国など主流とされる目的地をすでに訪れていて、より目新しい旅行先を求めている。アフリカはまさに豊富な観光資源と特色ある文化を備えたエリア。この2、3年、情勢が安定に向かっていることもあり、需要が急増したのではないか」との分析が出ているそうだ。

記事はアフリカを訪れる人が増加した背景には受け入れ側のビザ政策緩和や直行便の増加があることを説明し、「16年6月にモロッコが中国人に対するビザ免除を始めて以降、同国への旅行者は急激に増えた」とするシートリップ関係者のコメントを紹介。統計によると、17年にモロッコを訪れた中国人観光客は約12万人だったが、今年は5月の段階で10万人に達したという。

10月には中国の国慶節連休が控えており、記事は「この連休はアフリカ旅行がちょっとしたピークを迎えるかもしれない」との指摘が業界関係者から出たことも報じている。(提供/Bridge・編集/Asada)

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