中国がアフリカとの協力に力を入れる本当の理由―中国メディア

配信日時:2018年9月5日(水) 8時20分
中国がアフリカとの協力に力を入れる本当の理由―中国メディア
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4日、人民日報は、中国がアフリカとの協力に力を入れる本当の理由について分析する記事を掲載した。資料写真。
2018年9月4日、人民日報は、中国がアフリカとの協力に力を入れる本当の理由について分析する記事を掲載した。

北京の人民大会堂で開幕した「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合で習近平(シー・ジンピン)国家主席は、アフリカの発展支援のために今後3年間をめどに600億ドル(約6兆6000億円)を拠出すると発表した。記事は「こうした支援に、中国国内からなぜ中国はアフリカと協力するのかとの声が出ている」と紹介した。

この問いについて、中国社会科学院西アジア・アフリカ研究所情報研究室の王洪一(ワン・ホンイー)主任は、「中国とアフリカの生産能力は相互補完性が非常に強く、アフリカの発展の潜在能力は巨大な市場をもたらす。中国には資本、生産能力、技術があり、アフリカは工業化のスタート、資金、就業、国家経済が『地下から掘ること』に依存した状態からの脱却を必要としている」と分析した。

記事は、「アフリカには原油、マンガン、銅などの豊富な資源があるが、これらの資源は長期にわたって十分には開発されておらず、しかも西側諸国によって低価格で搾取されている。しかし中国は、より合理的な価格で取引することができる」と主張。王主任は「中国がアフリカから輸入する銅、綿の量は国産よりも多い。中国企業のアフリカにおける油田プロジェクトは、中国のエネルギー安全にとって大きな助けになっている」と指摘した。

また記事は、「西側メディアは、西側政府がこの大陸をほとんど放棄していて、不安定で移民とテロの源とみなしている。しかし、中国はウィンウィンのチャンスを見出しており、2000年には中国とアフリカとの間の貿易額は100億ドル(約1兆1000億円)に過ぎなかったのが、昨年は1700億ドル(約18兆7000億円)に達した。同時に、中国とアフリカの協力はアフリカの発展と雇用をもたらしている」と伝えた。

さらに「中国の外交は植民という汚点がなく、中国と西側諸国との最大の違いは、アフリカに対して平等に接していること」と主張。「経済面では公平な売買をしており、中国はアフリカで製品資源の加工も援助している。将来、世界中で中国製品だけでなく、アフリカ製品を目にするようになるだろう」と論じている。(翻訳・編集/山中)
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  • アメポ***** | (2018/09/08 15:41)

    要するに地下資源が豊富で中国よりも安い労働人口に目を付けたって事ですね。 まあ、アフリカ人にしてみれば、欧米諸国だろうと中国だろうと搾取されるのは一緒だから、後はどっちがより「マシ」かって話になるんだろうけどね。 それよりも、アフリカ諸国はちょっと苦労してでも教育水準を上げていかないと、この先まだまだ何十年何百年と搾取される対象に甘んじるしかなくなるよ。今の国際社会は新自由主義が蔓延ってて、自分の国、或いは自分さえ良ければいいって連中がウヨウヨしてるから。 尤も、高い教育を受けた者が必ずしもアフリカの礎になるとは限らないけどね。
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  • Ken***** | (2018/09/05 09:46)

    けっきょく「資源を欧米ではなく自国に吸い寄せる」ことが目当てじゃねえか。
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