人民日報「日本は近年、歴史認識問題において一定の進歩」

Record China    2018年9月3日(月) 20時40分

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3日、中国共産党機関紙の人民日報は、「日本は近年、歴史認識問題において一定の進歩が見られる」とする、中国社会科学院習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想研究センターの寄稿記事を掲載した。資料写真。

2018年9月3日、中国共産党機関紙の人民日報は、「日本は近年、歴史認識問題において一定の進歩が見られる」とする、中国社会科学院習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想研究センターの寄稿記事を掲載した。

記事は、9月3日は「中国人民抗日戦争勝利記念日」だとし、「73年前の今日、中国人民は14年という長きにわたる言語に絶する艱難(かんなん)辛苦の闘争を経て、日本の侵略に対する偉大な勝利を勝ち取った」「この偉大な勝利により、中国は世界大国としての地位を再確立し、中国の人々は世界中の平和を愛する人々からの尊敬を勝ち得た」などとした。

さらに「抗戦の勝利から出発し、平和的発展の道を歩み、人類運命共同体の建設を推進することは、中国の人類に対する新たな貢献だ」とし、「今年は中日平和友好条約の締結から40年を迎える。中日友好の基礎は民間にあり、中日関係の未来は両国人民の掌中にある」「中国と日本の関係は過去40年で浮き沈みがあった。だが民間の交流は絶えず発展してきた」「『戦争の罪の責任は少数の軍国主義者にあるのであって、人民にはない』と言うことができる。中国人民の心は空と海よりも広く、中日友好に最も誠実な善意をもたらしている。一方で、中国人民の目は偽物を見過ごすことはなく、『歴史は歴史』であり、中日友好の発展の最低線を断固守っている」などとした。

その上で、「日本には近年、歴史問題において一定の進歩が見られる」とし、昨年のNHKスペシャル「731部隊の真実」に続き、日本テレビが今年5月、「南京事件II 歴史修正を検証せよ」を放送したことを紹介。「多くの旧日本兵の証言と詳細な資料は、侵略戦争の惨劇を復元し、当時、日本軍が南京で犯した犯罪行為を十分に実証するものだった」「福田康夫元首相は番組を見た後、南京の大虐殺記念館を訪れる気持ちを固めた。中日平和友好条約締結40周年を記念する国際学術討論会に出席するため上海を訪れた後、わざわざ記念館を訪れ、犠牲者に花輪を供え、黙祷を捧げ、『和平東亜』と揮毫(きごう)し、『両国の国民は歴史を忘れず、未来に向かい、力を合わせて平和で良い世界を作るために働かなければならない』と強調した」などとした。

記事は一方で「戦争の歴史を正しく見ることは、中日の友好を推進する基礎であり、挑発行為の出現は中日関係に直接的な影響を与える」とし、「日本の海上自衛隊は、日本最大級の戦艦で準空母の『かが』を含む戦艦3隻を南シナ海とインド洋に派遣すると発表した。かつての旧日本海軍の『加賀』は中国侵略の主力空母であり、中国に対して極悪非道の犯罪行為をした後、第2次世界大戦中に米軍に撃沈された。日本は歴史の教訓を真剣にくみ取り、『加賀』の再現が日本軍国主義の再燃へのあがきではないことを望む」などとした。

そして、鳩山由紀夫元首相が北京で「右手で握手しながら左手でげんこつを握れば真の友情は生まれない」と述べたことを取り上げ、「中国と日本の世代を超えた友好は、心からの友好と以徳為隣なしには実現できない」「日本社会は進歩と正義の声を欠いてきたことはない。だが政治家が歴史を直視する正しい姿勢をとることができなければ、右翼分子の雑音は勢いを増すことになる」とした。

記事は最後に「中日平和友好条約の締結は、両国関係史において濃い一画を残し、世界平和の推進にも大きな影響を与えている」とし、「中日関係改善の勢いをより強固にするためには、『正義が必ず勝つ!。平和が必ず勝つ!。人民が必ず勝つ!』という歴史が啓示する偉大な真実を忘れてはならない。今日、われわれはこの偉大な勝利を記念し、憎しみを続けるのではなく、革命に命をささげた烈士をしのび、平時も警戒を怠らず、先人の跡を引き継ぎ、平和の陽光で大地を照らし、民族復興の道で新しい勝利を獲得し続けなければならない」と結んだ。(翻訳・編集/柳川)

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