金メダル獲得数1位はふさわしくない目標―北京市

Record China    2007年3月10日(土) 11時35分

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2007年3月8日の報道によると、徐匡迪氏は「中国は2008年北京オリンピックで金メダル数一位を過度に追求するべきではない」と発言した。

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2007年3月8日、全国人民政治協商会議副主席・中国工程院院長の徐匡迪(シュー・クワンディ)氏は、第10期全国人民政治協商会議第5回会議のグループ討論において、「中国は2008年北京オリンピックでの金メダル獲得数1位を過度に追求するべきではない」と発言した。

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これには、自国開催のオリンピックに対する中国国内で過熱する期待感へ、注意を喚起する意図があるようだ。徐副主席は、「中国の一人あたりのGDPは世界で100位前後であり、国力は強大とは言えない。北京オリンピックでの獲得金メダル数が3位以内ならば、十分に素晴らしい結果と言える。金メダルの獲得数1位はふさわしい目標とは言えないだろう」と述べた。

また、徐副主席は、2008年北京オリンピック期間中の外国人記者への取材開放を明言した。これは「オリンピック規則を支持するものであると同時に、国際ルールの尊重、さらにはオリンピック立候補時の公約を守るものである」と述べ、開催国としての責任を全うする自信を表明した。(翻訳・高口康太/編集・山根新市)

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