2006年、北京市の人口増加率が「ほぼゼロ」と判明―北京市・戸籍住民主要健康指標より

Record China    2007年3月10日(土) 13時47分

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2007年3月8日、北京市疾病予防コントロールセンターによる「2006年度北京市戸籍住民の主要健康指標」が発表された。この指標により、北京市の2006年戸籍人口増加率が、ほぼゼロであったことが明らかになっている。

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2007年3月8日、北京市疾病予防コントロールセンターがまとめた、「2006年度北京市戸籍住民の主要健康指標」により、北京市の2006年戸籍人口増加率が、ほぼゼロであったことが明らかになった。その内容だが、出生数63498人で出生率5.34%に対し、死亡者数62767人で死亡率5.28%である。この結果により、人口の自然増加数は731人で、自然増加率がわずか0.06%にとどまったことが分かる。

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また、北京市戸籍住民の性別比は、女性100に対して、男性が101.9。期待寿命は80.1歳で、前年とほぼ同じであった。期待寿命は、男性よりも女性の方が約3.5歳高くなっていることも分かった。

この指標には、死亡原因や年齢別死因の統計分析も掲載されているが、戸籍住民の主な死因は慢性疾患となっている。死因別死者数を見ると、脳血管病が前年2位から1位に上昇。その他の主な死因は、心臓病・がん・呼吸疾患など。他、市街地の死因1位はがんで、郊外は脳血管病と、地区によって異なっていることも分かる。

その他、2006年の幼児死亡率は4.7%で、前年をわずかに下回った。また、妊婦の死亡率は7.9%で、大きな低下が目立つ。その理由だが、8郊県の妊婦死亡率が前年に比べ、72%も低下したことが大きな要因として挙げられていた。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

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