2012年8月21日、米国フィリピン人移民協会は「世界スカボロー礁平和祈念デー」を開催。中国製品のボイコットを呼び掛けた。22日付で環球時報が伝えた。

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南シナ海の領有権をめぐり、中国とフィリピンの対立が続いている。今春にはスカボロー礁（中国名・黄岩島）をめぐり、両国の艦艇、巡視船がにらみあう事態も起きている。米国フィリピン人移民協会は今年5月にも世界各国の中国大使館でのデモを呼び掛けた団体。

同協会は20日に記者会見を開き、21日に「世界スカボロー礁平和祈念デー」を開催すると発表した。フィリピン人に祈りをささげ、断食するよう呼び掛けている。21日はフィリピン大統領ベニグノ・アキノ3世の父ベニグノ・アキノ・ジュニアが暗殺された命日。また、抗議の中国製品ボイコットも提唱された。（翻訳・編集/KT）