2012年8月21日、香港の人気歌手で女優のフィオナ・シッ（薛凱［王其］）が日本食レストランで食事をする様子をミニブログに掲載したところ、これが尖閣問題に絡んで中国のネットユーザーの怒りに火を点けた。東方日報が伝えた。

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フィオナは今月20日、ペットの猫を連れて日本料理店に行き、食事する場面をミニブログで公開した。数日前には香港の民間活動家が尖閣諸島の魚釣島に上陸した騒動があったばかりで、反日ムードが高まる中、この掲載写真が中国のネットユーザーの怒りに火を点けた。

ネットユーザーから飛び出したのは、「売国奴」「漢奸（国賊を指す）」「バカタレント」「ネコと一緒に死ね」など、過激な文言ばかり。さらに、「お前がブスで、歌も演技も下手クソだからじゃない。日本食を食べるから嫌いだ」と、彼女を激しく攻撃する声も聞かれる。

フィオナ本人は、ネットユーザーからの反応について、「ネット上の発言は個人の自由なので、受け止めようと思う」とコメント。「自分の生活をありのまま見せたことで、誰かを傷つけたのなら謝りたい」としながら、「私は普通に食事をしただけ。別に深い意味はない」と、投稿内容に何の意図もなかったことを強調している。（翻訳・編集/Mathilda）