中国政府が事実上の「ゆとり教育」推進、小学校低学年は宿題禁止

配信日時:2018年8月31日(金) 8時40分
中国政府が小中学生に「ゆとり教育」、低学年は宿題禁止
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中国メディアの中国新聞社は30日、教育部、国家衛生健康委員会など中国中央政府8部門がこのほど、小中学生の宿題の量を制限する内容を含む通達を出したと伝えた。
中国メディアの中国新聞社は30日、教育部、国家衛生健康委員会など中国中央政府8部門がこのほど、小中学生の宿題の量を制限する内容を含む通達を出したと伝えた。

小学校1、2年については、自宅持ち帰りの宿題を禁止する。3年生から6年生までは、1日当たりに宿題に費やす時間を60分以内とする。中学生は90分以内。また、高校生についても宿題に費やす時間を合理的に配分するよう求めた。

中国では寄宿舎を持つ高校も珍しくない。寄宿生には自習時間などを指定するのが一般的だ。通達は、夜間の自習時間を短縮することも求めた。宿題については、機械的に重複する学習訓練を避けるよう求めた。

同通達は児童青少年の禁止を予防することを目的として作られたが、結果としては小学生から高校生までの学習に「ゆとり」をもたらせること求める内容になっている。

しかし、現場の教師が同通達をどの程度、順守するかは不明。中国の教師は、自分が受け持つ生徒に成績を向上させることに強い意欲を持つ人が多いとされる。教師自身も大きな負担を抱えることになるが、それでも「生徒のためになり、自分自身への評価を上げることになる」などと考え、懸命に励むという。

中国の大学生、とりわけ名門校に学ぶ大学生は、小学生のころから与えられた学習面における課題や宿題を人並み以上にしっかりとこなしてきたと考えてよい。そのため、与えられた課題をこなすことは得意だが、独自の発想で物事を考える力に乏しい場合が見られると指摘される場合もある。(翻訳・編集/如月隼人
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