中国の金メダルが100個突破 アジア競技大会

人民網日本語版    2018年8月30日(木) 16時50分

拡大

第18回アジア競技大会ジャカルタ大会11日目、中国の金メダルが100個の大台を越えて102個となった。獲得メダル数は129個で、いずれもトップを独走している。

(1 / 2 枚)

第18回アジア競技大会ジャカルタ大会11日目、中国の金メダルが100個の大台を越えて102個となった。獲得メダル数は129個で、いずれもトップを独走している。中国新聞網が報じた。

その他の写真

28日にシンクロナイズドスイミング・デュエットで中国が大会4連覇を果たしたのに続いて、団体決勝でも金メダルを獲得し、今大会の中国の金メダルは合わせて100個に達した。今大会のシンクロナイズドスイミングの種目はデュエットと団体のみで、中国は前大会のメダル数3個に続いて同競技の金メダルを総なめした。今大会において、中国のシンクロナイズドスイミングチームは、シンクロ板飛び込み、卓球に続いて、「ドリームチーム」と称されている。

シンクロ板飛び込みは依然として安定して金メダルが獲得できる中国の得意競技。施廷懋/昌雅■(■は女へんに尼)組が女子3メートルシンクロ板飛び込みで、陳艾森/楊昊組が男子10メートルシンクロ板飛び込みで金メダルを獲得し、男女ペア計2種目の金メダルを総なめした。

卓球では、男女団体で金メダルを獲得したのに続いて、中国の若手選手が大活躍しており、「95後(1995年以降生まれ)」の林高遠/王曼●組(●は日の下に立)と「00後(2000年以降生まれ)」の王楚欽/孫穎莎組が1日に4試合戦い、決勝進出を決め、その時点で中国のワンツーフィニッシュが決まった。前大会のアジア競技大会の男女混合ダブルスで、中国卓球は金メダルを逃した唯一の種目となってしまっただけでなく、ベスト4入りすら逃し、アジア競技大会史上最悪の戦績だった。

陸上競技では、中国は多くの種目で金メダルを阻まれ、わずか2枚にとどまっている。

男子と女子の20キロ競歩では、中国の王凯華選手、楊家玉選手が金メダルを獲得し、アジア競技大会で再び男女ダブル受賞を果たした。切陽什姐選手も女子20キロ競歩で銀メダルを獲得し、中国は同種目でワンツーフィニッシュとなった。金向前選手は男子20キロ競歩で銅メダルを獲得した。

男女200メートル決勝は、中国で最も期待が高かった種目であったものの、中国選手の成績は予想をはるかに下回る結果に終わった。最も金メダルが期待されていた男子200メートルの謝震業選手は、ケガで出場しておらず、中国から唯一の決勝進出となった別舸選手は21秒07で8人中最下位に終わった。同種目では、日本の小池祐貴選手と台湾地区の楊俊瀚選手(21)が同タイムの20秒23でゴールし、着差判定の結果、小池選手が金メダル、楊選手が銀メダルとなった。

女子100メートル決勝で金メダルを逃した中国の韋永麗選手は、200メートル決勝でも調子が上がらず、銅メダルに終わった。金メダルはバーレーン、銀メダルはインドの選手が獲得し、中国の孔令微選手は6位だった。

男子棒高跳びでは、日本の山本聖途選手が大会新記録となる5メートル70を記録し金メダルを獲得した。中国の姚捷選手は5メートル50で銀メダルだった。

女子走り高跳びでは、ベテランのRadzivil選手(32)が大会新記録の1メートル96を記録して金メダルを獲得し、ウズベキスタンのワンツーフィニッシュとなった。中国の王雪毅選手は1メートル80で4位だった。

最も残念な結果となったのが男子三段跳び。前大会チャンピオンで、リオ五輪で4位に入賞した曹碩選手と昨年のアジア陸上選手権で優勝した朱亜明選手の「二本柱」が出場したものの、二人共実力を発揮できず、曹選手は銅メダル、朱選手は8位に終わった。同種目では、インドの選手が金メダル、ウズベキスタンの選手が銅メダルを獲得した。前回の同大会では、中国は同種目でワンツーフィニッシュしていた。

女子バレーボール準々決勝では、中国がフィリピンを3~0で勝ち6連勝。全てストレート勝ちとなっている。現地時間31日、準決勝で中国は日本と対戦することになる。

男子サッカーの準決勝では、韓国がベトナムを3-1、日本がUAEを1-0でそれぞれ敗り、決勝に進出した。(編集KN)

人民網日本語版」2018年8月30日

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携