中国人研究者が室温でのメタンガス活性化・転化を実現―中国メディア

人民網日本語版    
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中国の研究者が長期的な研究を踏まえ、二次元触媒とナノ限定触媒作用を基礎とし、グラフェン制限範囲内の単原子・鉄の中心が気温25度で、メタンガスを高付加価値のC1酸素含有化合物に直接活性化・転化させることを発見した。イメージ写真。

メタンガスは天然ガス、シェールガス、メタンハイドレートの主要成分で、最も安定的なアルカン分子構造と高度な四面体対称性を備えており、高くない温度という条件では、その活性化が極めて困難。そのためメタンガスの選択的な活性化と一定方向への転化は常に世界的な難題となっており、化学分野において「聖杯」レベルの研究課題とされているほどだ。科技日報が伝えた。

そんな中、このほど中国の研究者が長期的な研究を踏まえ、二次元触媒とナノ限定触媒作用を基礎とし、グラフェン制限範囲内の単原子・鉄の中心が気温25度で、メタンガスを高付加価値のC1酸素含有化合物に直接活性化・転化させることを発見した。これは中国科学院大連化学物理研究所活性化基礎国家重点実験室のトウ徳会(デン・ダーフイ)研究員と包信和(バオ・シンホー)院士が率いるチームによる共同研究結果で、関連成果の全文がCell Press社の化学誌に掲載された。この成果が発表されると国内外から広く注目を集め、業界内でメタンガス化学分野の重要な進展とされている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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