中国のアフリカでの医療援助を追った4のエピソードからなるドキュメンタリー「医道無界」が、中国初の「医師節」（衛生と健康の向上を目指して設置された祝日）に放送され、社会各界で大きな反響を起こした。中国中共中央宣伝部が29日に北京で開いた「医道無界」懇談会において、出席者は中国とアフリカの協力をめぐる素晴らしい物語は「医道無界」が成功するための鍵になるとの考えを示した。素晴らしいドキュメンタリーは偉大な実践から生まれ、中国の国家イメージを示す良い運び手だといえるだろう。新華社が29日に伝えた。

ドキュメンタリー「医道無界」は半世紀以上にもわたる中国のアフリカでの医療援助の歴史を再現し、中国の医療スタッフが疫病や災難に直面し、無数の生命を救う感動的な物語を通して、中国の「深い友情と責任ある国」という大国のイメージを示した。

CCTVの中国国際チャンネルディレクター・李欣雁さんによると、このドキュメンタリーは全国で8000万人以上の視聴者を抱えているという。中国医師節に放送された後、その視聴率は全国特集番組で1位となった。

中国伝媒大学新聞伝播学部の何蘇六副学部長によると、ドキュメンタリーは「箱に入れる大使」のようなもので、素晴らしいドキュメンタリーは視聴者の心の中にいくつかの人物と物語を残す。「医道無界」は国際人道主義の精神を反映し、中国のイメージを作り出し、中国文化と価値を伝える運び手であるという。

中国中共中央宣伝部の蒋建国副部長は、「医道無界」が中国医療チームの困難に直面し、無私で貢献する精神を解明し、中国とアフリカの深い友情を表し、「人類運命共同体」という理念を反映しており、対外宣伝ドキュメンタリーの典型的な成功例といえるだろうと述べている。（提供/環球網・編集/黄テイ）