アジア大会での「日中の戦い」はまさに東京五輪の前哨戦―中国メディア

配信日時:2018年8月31日(金) 6時10分
アジア大会での「日中の戦い」はまさに東京五輪の前哨戦
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第18回アジア競技大会ジャカルタ大会は後半戦に突入しているが、そのほとんどの試合会場で「日中のメダル争い」が繰り広げられている。
第18回アジア競技大会ジャカルタ大会は後半戦に突入しているが、そのほとんどの試合会場で「日中のメダル争い」が繰り広げられている。競泳では、金メダル数で中国と日本が引き分けとなり、現在熱戦が繰り広げられている陸上競技では中国が日本を上回っている。また、バドミントンや卓球など中国が得意とする競技においても、日本人選手が大躍進し、一部の種目では中国を上回る勢いとなっている。人民日報海外版が伝えた。

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2020年東京五輪前に行われる最後の大規模な国際総合大会である今回のアジア競技大会は、中国と日本が激突する前哨戦であるだけでなく、若手選手を発掘し、経験を積ませる場ともなっている。

競泳:中国と日本は共に金メダル19個、一方で不安要素も

全種目がすでに終了した競泳は、金メダル計41個のうち、中国と日本がそれぞれ19個を獲得し、他の国が取得したのはわずか3個となり、「中国と日本の優勝争い」という構図が最も鮮明になった。

4年前、韓国の仁川で開催されたアジア競技大会の競泳では、中国が他の国を圧倒する数の金メダルを獲得した。しかし、今回は、天才少女・池江璃花子の驚異的な活躍があったほか、日本の代表選手全体の実力も向上しており、日本が中国のアジアトップの座を脅かす存在となった。

男子競泳を見ると、孫楊(スン・ヤン)や徐嘉余(シュー・ジアユー)が金メダルを次々に獲得した。なかでも孫は自由形4種目の金メダルを総なめにし、アジア競技大会と世界水泳選手権、オリンピックの競泳男子200メートル、400メートル、1500メートル全てで金メダルを獲得し、世界で初めて「グランドスラム」を成し遂げた選手となった。また、徐は背泳ぎで他選手を大きく引き離して実力の差を見せつけた。

男子競泳では中国が日本を寄せ付けなかったのに対して、女子競泳では日本が中国に挑戦状を叩きつけたかたちとなった。なかでも18歳の池江は初出場となった今回のアジア競技大会で金メダルを6個も獲得し、大会記録を6回も更新した。しかし、中国も収穫がなかったわけではない。例えば、劉湘(リウ・シャン)は背泳ぎ50メートルで約10年間破られていなかった世界記録を更新したほか、王簡嘉禾(ワン・ジエンジアホー)や李氷潔(リー・ビンジエ)が800メートル自由形でワンツーフィニッシュを果たした。

日本との戦いを見ると、中国はバタフライと平泳ぎに大きな不安を残しているといえる。その他、中国は女子400メートルフリーリレー、メドレーリレー、男子400メートルフリーリレー、800フリーリレーで日本に敗れた。2年後の東京五輪では、ホームグラウンドでの戦いとなる日本に加えて、多くの競技で中国の前には欧米の強豪が立ちはだかることになる。そのため、孫や徐に次ぐ若手の登場や成長が必要となる。

バドミントン:中国は全体的にレベル低下

27日夜に行われたバトミントン女子ダブルス決勝では、中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジア・イーファン)ペアが五輪金メダリストの高橋礼華/松友美佐紀ペアを敗って優勝し、雪辱を果たした。

女子バドミントンにおける日本の逆襲は特に際立っている。現在、女子ダブルス世界ランキングトップ10に日本のペア4組がランクインしており、高い実力を誇っている。先ごろ南京で開催されたバドミントン世界選手権では、女子ダブルスで日本がワンツーフィニッシュを果たした。シングルでは、何氷嬌(ホー・ビンジアオ)と陳雨菲(チェン・ユーフェイ)が、それぞれ奥原希望と山口茜にベスト4入りを阻まれ、アジア競技大会で初めてメダルを獲得することができなかった。2年後の東京五輪では、日本を含む多くの強豪が立ちはだかるため、中国がメダルを獲得するのは至難の業となるだろう。

男子ダブルスでは、日本が敗退という予想外の展開となり、決勝戦で中国と日本が対戦することはなかった。ただ、開催国のインドネシアを敗って金メダルを獲得したものの、男子ダブルスにおける中国選手のパフォーマンスは満足できるものとは言い難い。

群雄が割拠するバドミントン界の中でも、日本は近年、特に驚異的なスピードで実力を伸ばしている。東京五輪では、開催国という地の利がある日本が中国にとって最大のライバルになることは間違いない。中国は自国のレベルアップを図るのと同時に、対戦相手をよく研究し、作戦を練ることが今後重要な課題となる。

陸上:100メートルリレーで白熱の戦い

陸上競技を見ると、男子100メートルで中国の蘇炳添(スー・ビンティエン)がアジア競技大会レコードとなる9秒92をたたき出し優勝。中国の金メダルラッシュの幕開けとなった。銅メダルの山縣亮太も10秒00の好タイムだった。近年、中国人選手が陸上競技で活躍しているが、日本も同様に全体的にレベルをアップさせている。

体操や卓球でも、中国と日本が優勝争いを繰り広げている。しかし、中国も日本も、アジア競技大会には主力選手を派遣していないため、今回の戦いは参考にすぎず、真の戦いは2年後まで待たなければならない。

4年前のアジア競技大会仁川大会では、体操男子団体で日本が優勝し、40年間金メダルを独占してきた中国の記録についにピリオドを打った。今回のアジア競技大会には、中国は世界選手権で優勝した肖若騰(シアオ・ルオテン)を筆頭とするメンバーを派遣し、最終的に男子団体、女子団体、男子個人総合、女子個人総合の金メダルを総なめし、女子段違い平行棒、男子つり輪、女子平均台、男子平行棒でも金メダルを獲得した。東京五輪に向けて、体操における中国と日本の争いの焦点は主に男子の種目に集まるようになる。16年のリオデジャネイロ五輪の体操では、中国は団体戦で銅メダル2枚を獲得しただけだったのに対して、日本は男子団体で金メダルを獲得した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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