「寿司」を食べた韓国人男性が大変なことに?実際は…―米華字メディア

Record China    2018年8月31日(金) 14時50分

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29日、米華字メディア多維新聞は、韓国の男性が「寿司」を食べて感染症にかかり、手を切断したと報じた。

2018年8月29日、米華字メディア多維新聞は、韓国の男性が「寿司」を食べて感染症にかかり、手を切断したと報じた。

記事は、学術誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)がこのほど「韓国の71歳の男性が寿司屋で寿司を食べた後で激しい食中毒症状を引き起こした。2日後に手の明らかな痛みと発熱の症状が起こり、病院で検査したところ魚肉内のビブリオ・バルニフィカスという細菌に感染した可能性があることが分かった」とする文章を発表したと紹介。

「医師は感染した組織を取り除くとともに抗生物質を注射したが、患者の男性の状態は悪化し続け、男性は25日後に医師の提案の下で手を切断することを決定した」と伝えている。

そしてビブリオ・バルニフィカスについて「海洋中に存在する細菌で、この細菌を含む海水に傷口が晒された場合に組織の壊死を引き起こす可能性がある。また、細菌に汚染された海産物を食べた場合、腸炎を罹患する可能性もある。診断が困難で、最良の治療機会を逸しやすく、この細菌による致死率は55~57%に達する」と説明した。

多維新聞は紹介していないが、NEJMに掲載された原文によると、男性は2型糖尿病および高血圧の病歴を有し、末期腎疾患のための血液透析を受けており、細菌感染のリスクが高くなる因子を持っていた。また原文では、男性が食べたのは「生のシーフード」となっている。韓国にも魚介類を生食する文化があり、男性が本当に「寿司屋で寿司を食べた」かどうかは定かではない。(翻訳・編集/川尻

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