韓国からのプレゼントにベトナム市民が困惑「都市の景観を損ねる」

Record China    2019年3月19日(火) 7時50分

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18日、韓国・聯合ニュースは、韓国から「大き過ぎる」プレゼントの提案を受けたベトナム市民らが困惑していると伝えた。写真はベトナム。

2019年3月18日、韓国・聯合ニュースは、韓国から「大き過ぎる」プレゼントの提案を受けたベトナム市民らが困惑していると伝えた。

記事によると、韓国・京畿道にある南楊州の市長は最近、2月に友好交流協定を締結したベトナムのフエ市に、記念としてユ・ヨンホ作家の彫刻「グリーティングマン(あいさつする人)」を贈りたいとの考えを伝えた。同彫刻は頭を下げてあいさつする巨人で、平和や友情を象徴している。韓国国内だけでなく、ウルグアイのモンテビデオ、パナマのパナマシティなど海外にも設置されているという。

しかし問題はその「大きさ」。同彫刻は高さ6メートルに達するため、フエ市は「都市の景観を損ねる」と懸念し、南楊州にサイズの縮小を提案することを決めたという。

フエ市はベトナムの歴史・文化の中心地。ユネスコ世界文化遺産であるフエ王宮、ティエンムー寺、ザーロン帝廟など七つの王陵があり、ダナン、ホイアンとともにベトナム中部地域の代表的な観光地として知られている。

これについて韓国のネットユーザーからは「歴史と伝統の町にその贈り物はちょっと…」「何でも『大きいもの=いいもの』と考える韓国人の意識が恥ずかしい」「プレゼントは喜ばれてこそ意味がある」「こっちがあげたいものではなく、向こうがほしいものをあげて」「本当は小さいサイズのもいらないのだろう。気を遣わせて申し訳ない」などため息交じりの声が多数寄せられている。また、「税金の無駄遣い」「なぜわざわざプレゼントを?そんなに予算が余っているの?」とプレゼントをすること自体に反対する声も。

そのほか「韓国も環境や町の景観を考えてほしい。むやみに設置するからただのがらくたに見える」と訴える声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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