日系企業初、丸紅が浙江省嘉興市の開発事業に参画など

Record China    2018年8月29日(水) 6時50分

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丸紅は中国浙江省嘉興市の不動産開発事業に参画する。建設する建物は住宅10棟1800戸、高齢者住宅1棟360戸、商業施設の約22万平方メートル。2020年9月の完成予定。写真は完成予想。

<日中経済・新事情>

関連用語:丸紅、浙江省嘉興市、浙江大樹置業集団 / JR東日本、びゅうトラベルサービス、中国東方航空 / スターティアホールディングス、スターティア上海、IoT、SIMカード / ENGAWA、ジャパン・インサイダーズ、サニーサイドアップ、秒針信息技術、SNS、在日外国人インフルエンサーによるPR

●丸紅、日系企業として初めて浙江省嘉興市の開発事業に参画

丸紅は28日、中国浙江省嘉興市のデベロッパー・浙江大樹置業集団股份有限公司と共同で、日系企業として初めて同市で不動産開発事業に参画すると発表した。同市玄関口の高速鉄道嘉興南駅エリアにおける中高層住宅を中心とした開発事業で、建設する建物は住宅10棟1800戸、高齢者住宅1棟360戸、商業施設の約22万平方メートル。丸紅は大樹集団が保有する開発会社の出資持分を一部取得することで事業参画する。すでに着工しており2020年9月の完成予定。

●JR東日本とびゅうトラベルサービス、中国東方航空と連携した新商品を発売

東日本旅客鉄道とびゅうトラベルサービスは27日、中国東方航空と連携した新潟空港利用の新商品を発売すると発表した。内容は上海発の東方航空機を利用して新潟空港または成田空港で日本に出入国する。ただし、少なくともどちらかは新潟空港を利用。日本国内では上越新幹線などで新潟・長野エリアを周遊。新潟または東京のホテル1泊以上を組み合わせる。同商品はJR東日本とびゅうトラベルサービスが取り組んできた「航空+JR」訪日旅行商品のひとつ。

●上海スターティア、安価にIoT環境を実現するSIMカードソリューションを取り扱い

スターティアホールディングスは28日、同社完全子会社のる上海思達典雅信息系統(上海スターティア)が中国においてIoT環境を安価にかつ簡単に利用できるSIMカードソリューション「China・NB-IoT(仮称)」の販売取次を開始したと発表した。スマートフォンなどで使われるSIMカードはIoT用としては高性能だが費用が高額になる。NB-IoTはIoT用として必要な性能に限定されるが低額の費用で利用可能。同様のサービスは中国国内の日系企業として初めて。

●在日外国人インフルエンサーによるPRサービス開始、中国SNS解析ツール提供会社が影響力審査

ENGAWAは28日、日本在住の外国人による会員制外国人インフルエンサーメンバーシップ「JAPAN INSIDERS ~ジャパン・インサイダーズ~」のサービスを提供しはじめたと発表した。中国のSNSで多くのフォロワーを持つ、日本在住中国人インフルエンサー10人を皮切りに、年度内には、台湾、香港、韓国に拡大し、2020年までには欧米豪を含む、世界20カ国に対応した最高品質のインフルエンサーサービスを展開する。PR会社のサニーサイドアップと連携し、インフルエンサーのPR効果の審査、登録後のマネジメントを行うほか、中国を含む東アジアにおいては、大手SNS解析ツール提供会社の秒針信息技術との業務連携により、フォロワーの真偽調査と発信力評価を実施し、最高品質のインフルエンサーだけが在籍状態にする。(翻訳・編集/如月隼人

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