竹島上陸の韓国議員が日本政府を糾弾「領土侵奪の野望を捨てていない」

Record China    2018年8月29日(水) 17時40分

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28日、日本政府が2018年版防衛白書で竹島を「わが国固有の領土」と記述したことと関連し、韓国の朴明在議員が同日、「とんでもない主張を繰り返す日本政府を強く糾弾する」との声明を出した。写真は竹島。

2018年8月28日、日本政府が2018年版防衛白書で竹島(韓国名・独島)を「わが国固有の領土」と記述したことと関連し、韓国の朴明在(パク・ミョンジェ)議員が同日、「とんでもない主張を繰り返す日本政府を強く糾弾する」との声明を出した。韓国・ヘラルド経済が報じた。

朴議員は最大野党「自由韓国党」の所属で、竹島は地元となる。2016年には「国会独島訪問団」の一員として竹島に上陸している。

朴議員は、日本の領有権の主張について「領土侵奪の野望を捨てていないことを克明に示すものだ。韓日関係改善に向けた共存と協力を口にしながら、軍国主義の妄想を捨てていない二面性も示している」と指摘。その上で、日本政府に「健全かつ正しい歴史認識による新たな韓日関係の構築」を求めている。

また、韓国政府に対しても「日本政府のこうした行動は、韓国から独島を強奪しようという宣戦布告であることを認識すべきで、独島の実行支配に安住してはならない」と強く述べている。独島を訪れる韓国国民を保護する「独島入島支援センター」や防波堤の建設など、現実的な対策を即刻執行すべきだと要求した。

さらに朴議員は、国民に向けて、鬱陵(ウルルン)郡、慶尚北道(キョンサンプクド)が主管する「全国民独島訪問運動」に積極的に賛同してほしいと呼び掛けている。

韓国のネット上では、「まさに正論」「国会議員の中にもあなたのような人もがいるんだな!」「そのとおり、あなたは最高だ」と朴議員を称える声が多く見られる。一方で、「今まで何をしていた?今回も、この一言だけで、また終わるんじゃないの?」「朴槿恵(パク・クネ)政権の時は静かだったのに(笑)」などと厳しい意見も寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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