<尖閣問題>上陸事件と中国国民の声=中国政府を批判する書き込み多数―米メディア

Record China    2012年8月18日(土) 14時1分

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17日、米ラジオ局は記事「憤怒と陰謀」を掲載した。尖閣上陸事件を受け、マイクロブログに多くのメッセージが書き込まれているが、研究者にとっては絶好の機会となった。写真は17日、香港空港に到着した活動家ら。

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2012年8月17日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「憤怒と陰謀」を掲載した。

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15日、香港の活動家が尖閣諸島に上陸した。中国のマイクロブログには1時間あたり数十万件という膨大な量のメッセージが書き込まれている。17日夜時点でその総数は1100万件に達した。言論規制が厳しい中国において、ある時事問題にこれほど多くのメッセージが集まるのはまれ。研究者にとっては絶好の機会となった。

メッセージを分析すると日本に対して怒りをぶつけているもの以外に中国政府を批判している内容も多い。「釣魚島は中国の領土だと政府は言うけれども、それならばなぜ上陸した中国人が逮捕されるの?日本がこれほど長期にわたり占領しているのになぜ政府は何もしないの?」といった具合だ。尖閣問題を含め、中国政府は愛国心が政府批判に転嫁しないよう、神経をとがらせている。

また尖閣問題にかこつけて中国当局を批判するものもある。「尖閣に上陸したあと、『ここなら税金を払う必要はない』と横断幕を掲げてみよう。2日もたたないうちに工商局、税務署、都市管理局、警察が殺到してくるに違いないから、それで主権を取り戻せるぞ」という書き込みが典型だ。中国当局の過酷な税徴収をやゆした内容だ。(翻訳・編集/KT)

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