現地でやりたい放題の駐タイ韓国文化院長が解任、韓国ネットから非難続出「国の恥さらし」

Record China    2018年8月28日(火) 16時20分

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28日、韓国・JTBCによると、駐タイ韓国文化院長が勤務時間に頻繁にショッピングをして摘発され、解任されていたことが分かった。写真はタイ・バンコク。

2018年8月28日、韓国・JTBCによると、駐タイ韓国文化院長が勤務時間に頻繁にショッピングをして摘発され、解任されていたことが分かった。

記事によると、韓国の文化体育観光部の監査の結果、2015年にタイに赴任したカン氏が、週5日の勤務のうち3~4日は公用車を使ってショッピングに出かけていたことが分かった。無断欠勤や遅刻も日常茶飯事だったという。

また部下へのパワハラ問題も発覚。カン氏は個人的な旅行でも、飛行機の予約や物品の購入を部下に命じ、費用を立て替えさせていた。さらに文化院の運転手を同行させ、旅行先で運転させていたという。

さらに勤務中も「外交官として不適切な行動」を繰り返していた。タイの機関との会議の際、断りもなく退室したり、約束を一方的にキャンセルしたりすることが何度もあったという。

これについて、韓国野党「正しい未来党」のキム・スミン議員は「文化体育観光部は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領友人による国政介入事件の温床だ。政権が変わって1年が過ぎても、勤務規律の緩みが深刻」と指摘した。

韓国のネットユーザーからも「国のイメージを傷つけ、国民の税金を無駄にする行為。必ず罪を償わせてほしい」「解任だけではなく、これまでの給料を没収するべき」「国の恥さらし。早く韓国に戻ってきて」など非難の声が続出している。

また「文政府になって1年以上過ぎた。これは前政府ではなく、現政府の疎かな管理が原因だ」と主張する声や、「文化体育観光部だけではないはず。他の部も調査してほしい」と訴える声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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