アジア最速の男がリレー決勝を展望、「日本に勝つのは難しいが…」―中国メディア

Record China    2018年8月30日(木) 17時20分

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29日、新浪体育によると、ジャカルタ・アジア大会陸上男子400リレーについて、中国のエースが「日本との差は歴然。勝つのは難しい」と語った。写真は蘇炳添。

2018年8月29日、新浪体育によると、ジャカルタ・アジア大会陸上男子400リレーについて、中国のエースが「日本との差は歴然。勝つのは難しい」と語った。

29日に行われた男子400メートルリレーの予選では、日本と中国が同組で走った。その結果、日本が38秒20で1位、中国が38秒88で2位に入り、ともに決勝進出を決めた。記事は「決勝には残ったが、実に大きな差がある。天下一のチームワークを誇る日本がバトンを落とさない限り、中国がアジア大会の同種目で連覇を達成することは難しい」と評している。

中国代表の徐海洋(シュー・ハイヤン)はレース後「予選はウォーミングアップが目的。決勝は全力でいく」とし、糜弘(ミー・ホン)は「確かに日本とは差がある。チームとしては一定のレベルで走ることが目標」と語った。また、許周政(シュー・ジョウジョン)は「バトンを受けた時には相手ははるか先にいて追えなかった。抜かれないようにするしかなかった」とコメントしている。

記事は「実際、これが現実だ。現在の実力では、日本と拮抗(きっこう)するのは非常に難しい。4人の合計タイムを単純比較しただけで、日本よりも0.5秒遅い。日本には100メートルを10秒0台で走れる選手がそろっている一方、蘇炳添(スー・ビンティエン)を除く中国の3人は大きな国際大会デビューとなる新人だ。仮に10秒を切れる謝震業(シエ・ジェンイエ)が戻って来たとしても、日本に勝つのは難しい」と解説した。

今大会の100メートル決勝で9秒92を出して優勝した「アジア最速の男」蘇炳添は、「今のスピードと実力では日本にかなわない。予選ではみんなやや緊張していて、決勝ではもっといい成績が出るとは思うが、それでもこのメンバーでは日本には勝つ可能性は低い。ただ、彼らにチャレンジはしていきたい」と語っている。(翻訳・編集/川尻

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