Record China 2018年8月28日(火) 6時20分
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中国のミレニアル世代の間で腕時計が人気を高めている。写真はオメガの腕時計。
2018年8月26日、欧米のラグジュアリー企業の多くが成長著しいアジア市場に力を入れているが、今度は欧州市場に注目し始めている。参考消息(電子版)が伝えた。
スペイン紙エル・パイスによると、世界最大の会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツが発表した「世界のラグジュアリー企業ランキング2018」で、フランスやスペイン、イタリア、イギリスなどの国々における成長が中国や日本の市場を上回るようになったと指摘された。
しかし、欧州ラグジュアリー企業にとって中心的存在の一つとも言える高級腕時計だけは、そうした傾向から外れているという。
スイス時計協会FHによると、ゼニスやブライトリング、オメガ、パテック・フィリップ、ロレックス、オフィチーネ・パネライといった高級腕時計ブランドの2018年上半期における輸出総数は1100万本を超えたが、約600万本をアジア向けが占めた。
アジアにおける輸出先の中心は香港と中国本土。ミレニアル世代の間ではデジタル式の腕時計よりもアナログの機械式腕時計がとりわけ人気を高めているという。(翻訳・編集/岡田)
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