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ウルムチ市長「ウイグル族は突厥人の子孫ではない。トルコ人の兄弟ではない」

配信日時:2018年8月26日(日) 9時30分
ウルムチ市長「ウイグル族は突厥の子孫でない。トルコ人に関係ない」
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新疆ウイグル自治区ウルムチ市のヤスン・スザク市長は、「ウイグル族は突厥人の子孫、トルコ人はウイグル人の兄弟」という言い方は笑止千万な間違いだと主張する文章を発表した。写真はウルムチ市内の様子。
中国メディアの観察者は25日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市のヤスン・スザク市長の署名原稿を掲載した。文章は「ウイグル族は突厥人の子孫、トルコ人はウイグル人の兄弟」という言い方は「笑止千万な間違い」だなどと主張した。新浪網など他のサイトも同記事を転載しはじめた。

ヤスン・スザク(漢字表記は牙生・司地克)市長は1月に就任したばかり。文章はまず、新疆ウイグル自治区は祖国の不可分な領土であり、各民族が共同に生活し繁栄する家の園と主張。「現在の素晴らしい生活と幸福を築くのは容易でなかった」とした上で、三股勢力(テロ勢力、民族分裂勢力、過激宗教勢力)が民族や宗教の「看板」を掲げ、民族間の敵視を扇動したり、宗教的狂熱を作り出して、人間性を喪失したテロ活動を行い、新疆ウイグル自治区の各民族の挙動の利益に極めて大きな損害を与えていると非難した。

文章は次に、三股勢力に対して「正面から宣戦する。われわれの敵を埋葬する。誇りと共に叫ぶのだ。われわれは中国人だ! われわれの民族は中華民族だ!」と主張。

さらに、「三股勢力は歴史の事実に背いて、ウイグル族の起源と発展を意のままに書き換えて、『ウイグル人は突厥人の子孫だ』『トルコ人はウイグル人の兄弟だ』などの誤った論を言いふらしている。笑止千万だ!」と論じた。

続けて「ウイグル族は古くから、中華民族の血脈とつながった家族であり、突厥人の子孫でもなければ、トルコ人とはいかなる関係もない」と、ウイグル族と突厥やトルコ人との関係を改めて否定した。

文章は「三股勢力」以外にも「両面人」が存在すると指摘。「三股勢力」に対しては「お前を殺しわが方は生き残る」との決意により壊滅的な打撃を与えると同時に、「両面人」に対しては、二方向に誓いを立てる態度を徹底的に取り除かねばならないと論じた。「両面人」とは、表面上は共産党中央の方針に服従しつつ、内心は別の考えを持つ人を指す。

文章が言及した「突厥」とは、6世紀に現在の新疆ウイグルからキルギス、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンまで及ぶ、中央アジアの広大な地域を支配した民族。突厥は中国の史書に残る呼称であり、実際にはチュルク(=トルコ)あるいはその複数形と考えられている。

トルコ民族が活動した土地の中心部はもともと中央アジアで、現在のトルコ共和国の領土は歴史上におけるトルコ系民族の活動の場としては、最西端に位置すると考えられている。

現在のウイグル語、つまりウイグル族の話す言葉がチュルク系であることは、学術上の定説。また、古い時代のトルコ系民族は現在の東アジア人と同じ外見を持つ民族だったが、混血を繰り返すなどで現在のウイグル民族も形成されたと考えられている。ただし、トルコ系民族の外観を変化させた混血の相手は、現在の中国漢族の祖先ではなく、中央アジアに広く分布していたコーカソイド系民族(現在の欧州人などの祖先)とされている。(翻訳・編集/如月隼人
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